青い海とダイヤモンドヘッドだけじゃない! 進化したハワイに行ってきた
青い海、白い砂浜、そしてダイヤモンドヘッド……友達と一緒に美しい景色を見たり、素敵なホテルに泊まったり、楽しい女子旅が叶う最高の旅先です。でも、「ハワイはコロナ禍前に行ったっきり……」という人も多いはず。最新のハワイが今どうなっているのか、気になりませんか?
10月29日、デルタ航空が羽田ーホノルル便を就航し、ハワイ旅行はますます便利に! 現地ではおしゃれなレストランや便利なスーパーも新しくオープンし、魅力がパワーアップ。最新のハワイを楽しむ、3泊5日の旅をレポートします。
羽田ーホノルル便が就航! デルタ航空でハワイへ
旅の始まりは羽田空港から。約3年半ぶりに再開するデルタ航空のホノルル便の初便に搭乗し、ハワイへと旅立ちました。搭乗前には就航記念パーティーを開催! ウクレレアーティスト・RIOさんの演奏やハワイ州観光局公式キャラクター・Shakaちゃんとのグリーティングを楽しみ、みんなで羽田ーホノルル便の就航を祝いました。
搭乗前はラウンジ「デルタ スカイクラブ」でゆっくりと。羽田ーホノルル便の座席はビジネスクラスからエコノミークラスまで4種類のシートがあり、ラウンジはデルタ航空のビジネスクラス「デルタ・ワン」やスカイチーム加盟航空会社運航便のファーストまたはビジネスクラスの利用者、プレミアムエコノミー「デルタ・プレミアムセレクト」
デルタ スカイクラブにはバーカウンターで作る日本限定カクテルに加え、ヌードルバー、寿司、ミニバーガーなどおいしそうな料理がずらり。「羽田オリジナル ビーフカレー」はゴロゴロと牛肉が入っていて、スパイスをふんだんに感じる味わいでした。この日、ラウンジに流れていたのはハワイアンミュージック。アヒポケやブルーハワイも振る舞われ、羽田からすっかりハワイ気分!
搭乗時間になり、ゲートからいよいよ機内へ。今回利用したプレミアムエコノミー「デルタ・プレミアムセレクト」は座席がとても広く、ゆとりのある空間です。ホノルル着は9:20なので、朝からすぐに動くためにしっかり寝たいところ。デルタ・プレミアムセレクトは快適な空間で、フットレストに足を委ねてゆったりとくつろぐことができました。
座席にはスリッパ、ヘッドフォン、ブランケット、枕も用意されているので、めちゃくちゃ快適……! さらにメキシコの職人が手作りしている機内アメニティのポーチはデルタ・プレミアムセレクト限定。中にはアイマスク、耳栓、靴下、歯ブラシ&歯磨き粉、GROWN ALCHEMISTのリップバームが入っていました。歯ブラシは竹製で、デルタ航空では使い捨てプラスチックの使用削減にも取り組んでいます。
機内食1回目はメインを洋食、和食、パスタから選ぶことができ、私は「和牛ショートリブの煮込み」を選択。和牛がとっても柔らかくホロホロでおいしかったです! ペットボトルのお水がもらえるのも、地味にうれしいポイント。到着する約1時間前には、2回目の機内食としてブリオッシュのチーズオムレツサンドウィッチが提供されました。
・デルタ航空
HP:delta.com
ハワイに到着! フォトジェニックなホノルル美術館へ
約7時間のフライトで、ハワイに到着! 10月下旬でもハワイは汗ばむほどの陽気。天気にも恵まれ、気持ちよく旅を始められました。ちなみにハワイと日本の時差は-19時間。夜出発しましたが、同じ日の朝に到着するという不思議な感覚です!
荷物をホテルに置き、最初に向かったのは「ホノルル美術館」。1927年創立の歴史ある美術館で、約5万点のコレクションからキュレーションされる企画展や常設展示のアートを楽しむことができます。館内は広く、ゆっくり鑑賞すると1時間はあっという間。ハワイにまつわる作品のほか、モネやゴッホなどの有名な画家による作品も見逃せません。
館内は入り口から見て右側が西洋美術、左側が東洋美術を展示しています。西洋美術のエリアの中心にあるのは、フォトジェニックな「地中海式庭園」。噴水やタイル壁がとてもおしゃれで、写真映え抜群のスポットです!
ハワイ最初の食事はホノルル美術館内にあるカフェでブランチ。オープンエアの心地よい空間で食事を楽しめます。この日は日曜日だったのでサンデーブランチメニューとなっていて、「Portuguese Sausage Omelette($22)」をチョイス。トマト、ソーセージ、チーズが入った具沢山のオムレツです。ザ・ハワイを感じるボリュームにテンションUP! カフェやショップのみの利用もOKですよ。
・ホノルル美術館
HP:https://honolulumuseum.org/
入場料:$20
絶景ホテル「ハイアット リージェンシー ワイキキビーチ リゾート&スパ」に宿泊
15:00のチェックイン時間になり、宿泊する「ハイアット リージェンシー ワイキキビーチ リゾート&スパ」へ。ツインタワーが特徴的なホテルで、ワイキキビーチまでは信号を渡ってすぐという、最高のロケーションです!
客室は眺望やベッドタイプなどから選ぶことができ、今回は「ダイアモンドヘッド オーシャンフロントビュー1キング」に宿泊。約40平米のとても広々とした空間で、ツイン(クイーンサイズ2台)も選択できます。
この客室の魅力は「ダイヤモンドヘッド」が見えること! 広大な海が目の前に見えるだけでも素敵なのに、オアフ島のシンボルであるダイヤモンドヘッドまで見えちゃうなんて……。ハワイらしさあふれる景色に感動して、写真を撮る手が止まりませんでした。ちなみにコロナ禍で観光客が少なくなり、ハワイの海の透明度は向上。ワイキキビーチの海もとても美しく、自然を大切にしながら観光することが大事だなと思いました。
ハワイなどアメリカのホテルでは通常用意されていない「歯ブラシ」や「スリッパ」があるのもハイアット リージェンシー ワイキキビーチ リゾート&スパの特徴です。そのほかバスタブ付きのバスルームやウォシュレットも備わっていて、日本人フレンドリーなお部屋となっています。
・ハイアット リージェンシー ワイキキビーチ リゾート&スパ
HP:https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/hawaii/hyatt-regency-waikiki-beach-resort-and-spa/hnlrw
最旬スーパー「ワイキキ・マーケット」でお買い物
到着日は移動の疲れもあるので、ワイキキ周辺をぶらぶらと散策。久しぶりにワイキキに訪れたら、行って欲しいおすすめのスーパーが「ワイキキ・マーケット」です。今年1月にオープンし、食材・調味料・お菓子・ドリンクが買えるほか、惣菜がとても充実しています。円安の今、手軽に買える惣菜は観光客の強い味方!
惣菜はポケ丼、フライドライス、チキン・ポークのプレート、サラダなどお肉も魚も野菜も選び放題! 揚げドーナツ「マラサダ」は軽めの朝食やおやつにぴったりで、クリーム無しのシンプルなオリジナル($1.89)と、クリーム入り($2.49)が選べます。
私はサラダ、ポケ、スパムむすびとハワイのハーブティーを購入し、ホテルのラナイ(ハワイ語でベランダ)で早めの夕食をいただきました。ちょうどサンセットの時間で、高層階から見るハワイの夕日は心に残る美しさ……!
・ワイキキ・マーケット
HP:https://jp.foodland.com/waikikimarket
1日目の最後はホテルから徒歩1分ほどに会場がある「クヒオビーチフラショー」を鑑賞。無料で開催している人気のフラショーでしたが、コロナ禍で一時休止。今年2月から再開し、火・土と毎月最終日曜日に、カラカウア通り沿いのクヒオビーチ・フラ・マウンドで18:00〜19:00に開催されています(日の入り時刻が早まる11月以降は18:30〜19:30に開催)。ハワイアンミュージックの生演奏や生歌、そして伝統的なフラダンスがとても印象的で、会場にいたみんなと一緒に盛り上がりました。
この日は早めに就寝し、1日目が終了。ダイヤモンドヘッドと青い海に出迎えられ、再びハワイに来れたことがとってもうれしかったです! 2日目は最旬グルメスポットをめぐってきたので、続きも楽しみにしていてくださいね。
※$1.00=148.30円(2023年11月22日現在)
(撮影・取材・文:小浜みゆ)
※この記事は2023年12月14日に公開されたものです