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「おあいそ(お愛想)」の意味とは? 会計時に使うのは失礼?

にほんご倶楽部

会計時に「おあいそ」と言うのは間違い?

「お会計」の意味で「おあいそ」が使われ始めて久しく、現在は冒頭で紹介したように「愛想」の意味として「飲食店などの勘定」などと記載している辞書もあります。

そのため、飲食店の会計時に「おあいそお願いします」といっても問題になることはほぼないでしょう。

ただし、前述したように「おあいそ」は元々店が客に対し「お愛想尽かしなことで申し訳ございませんが、お勘定をお願いします」と使っていた言葉です。

これを客から店に言うと、「この店には愛想を尽かしたから、早く会計を済ませてくれ」といった意味に捉えられかねません。その可能性を考慮すると、「おあいそ」は使わない方が無難ともいえます。

また、ビジネスシーンでは会食や接待などで会計を頼む場面もあるはずです。「大事な取引先や後輩に『その日本語、間違いでは』と思われたくない」と考えるなら、「おあいそ」は別な言葉に言い換えましょう。

▶次のページでは、「おあいそ」の代わりに使える言葉を紹介します。

次ページ:「おあいそ」の代わりに使える言葉

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