九州最南端の鹿児島県大隅半島南部に位置する錦江町(きんこうちょう)は、海・山・川の豊かな自然が残るまち。農業・水産業・畜産業が盛んで、錦江湾で養殖された魚やクラシック音楽を聴き育ったブドウ、マンゴー、牛や豚のお肉など多彩な特産物が返礼品として提供されています。
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そんな錦江町では、ふるさと納税の寄附金を6つの使途に充てています。その中から「アニメーター体験教室」という使い道について紹介!
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が注目する寄附金の使い道について紹介していきます。
今回は、プロのアニメーターに学ぶ! 「アニメーター体験教室」という錦江町のふるさと納税寄附金の使い道について詳しく調べてみました!
錦江町のふるさと納税寄附金の使い道「アニメーター体験教室」について
・対象年度:令和6年度
・対象使途:アニメーター体験教室
・対象事業:ひとづくり事業
・事業に費やした総費用:730万円
・総費用のうち寄附金活用額:110万円
「アニメーター体験教室」は、年に1回開催しており今回で3年目の事業。町内の中高生が11人参加するなど、毎年地元の小中高生に人気のある体験教室なのだそう。
本事業は、プロが使うペンタブレットを使い、プロの講師にアニメーターの技術を教えてもらうという内容で、「田舎でも技術があればアニメーターの仕事ができるということを伝えていけたら」との錦江町のふるさと納税担当者の想いが詰まっているとのこと。
さらに、今後増えてくる小学校の統廃合により、学校跡地の活用方法も増えていく現状から、アニメを通して活用の糸口が見いだせないかと模索しており、本事業に力を入れているのだとか!
町民からの声
プロが使う機材を使えることがうれしく、プロのアニメーターの先生に教えてもらい、こんな機会をいただけてうれしい。
自治体からの声
小さなまちでもできる仕事はあり、その選択肢を寄附金を活用させてもらい、錦江町の子供たちへ発信しております。
錦江町の返礼品について
錦江町のヒラマサ
本事業でまちを訪れたアニメーターさんたちもお昼ご飯に食したのが、坂下水産の「ヒラマサ丼」。「歯ごたえもあり、味も良い! 」と、自慢のヒラマサの新鮮さが伝わり、大好評だったそうです。坂下水産のヒラマサが返礼品として届きます。
ふる里館 ヒラマサブロック・カマセット 1ケース
・提供事業者:有限会社坂下水産 ふる里館
・鹿児島県肝属郡錦江町神川750-15
・内容量:ブロック2本(真空)、カマ1個
・寄附金額:1万3,000円
錦江湾は、カンパチの生産量日本一を誇る漁場! 黒潮や新鮮な海水、水深の深さや水温の高さが特徴で、沿岸の漁場は赤潮がたまりにくく、冬場は時化るため、身の引き締まった魚を養殖できるのだそう。さらに、まちの豊かな自然から流れる雄川(おがわ)や神之川(かみのかわ)の水はミネラルが豊富で、好条件の環境で養殖できます。そんな漁場環境のもと、人の目と手で管理された質の高いヒラマサは絶品です。
今回は鹿児島県錦江町のふるさと納税寄附金の使い道・プロから学ぶ! 「アニメーター体験教室」を紹介しました。「技術があれば、住む場所にかかわらずアニメーターの仕事ができる」という、中高生の将来につながる事業でした。取り組みに興味をもった方は一度チェックしてみてください。
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