【6月の服装】上旬・中旬・下旬別に気温に合わせたおすすめコーデを紹介

夏を思わせるような暑い日やうっすら寒さを感じる梅雨空の日など、気候の変化が大きい6月。

何を着ればいいか迷ってしまう6月の服装について、上旬・中旬・下旬に分けておすすめコーディネートを紹介します。季節の変わり目の服装選びの参考にしてみてください。

6月の気温ってどのくらい？　服装のポイントは？

同じ日本でも6月の気温は地域によって異なり、東京の場合は平均気温24度前後が目安となります。

最高気温は30度と真夏日を記録する日もあり、「夏が来た！」と感じるかもしれません。しかし、最低気温は19度前後で少し肌寒さを感じることも。

梅雨になると、雨のせいで肌寒く感じたり、逆に蒸し暑くなったりもするので、その日ごとに合わせた服装選びが重要になるでしょう。

6月の最高気温は【上旬・中旬・下旬】

東京の6月上旬は、最高気温26度前後の夏日が多いです。中旬もさほど変わらず26度ほどですが、下旬になると28度前後と暑さを感じる日が増えるようになります。

6月の最低気温【上旬・中旬・下旬】

東京の6月の最低気温は上旬で18度前後。中旬になると19度ほどになります。上旬と中旬では最高気温はあまり変わっていませんが、最低気温が1度ほど上がるので、数字以上に気温の変化を実感できるでしょう。下旬には21度前後になり、雨でムシムシした日も多くなります。

6月の服装とコーディネートのポイント

6月は最高気温が25度を超える日が多く、特に晴れている日中では半袖のトップス1枚でも十分でしょう。

とはいえ、まだ朝晩は肌寒い場合もあるので、軽めの羽織ものを持っておくとよいでしょう。

そのほか、暑くなった時に袖をまくり上げて着られるトップスなど、気温に合わせて調節できる服装が適しています。

足元はサンダルやスニーカーがちょうど良い時期ですが、雨の日にはレインシューズが活躍します。

気温が高く湿度も高い、不快指数高めの時期なので、通気性の良い素材の服を選んだり洗える素材の服を選んだりといった工夫も必要です。

6月上旬のおすすめ服装・コーディネート

ここからは6月におすすめの服装を、カジュアルコーデ、きれいめコーデ、シンプルコーデと3タイプ紹介していきます。

6月上旬にちょうどいい服装とはどういった感じなのか、コーディネート例を見ていきましょう。

カジュアルコーデの場合

春っぽい服装から夏を意識した服装に移行したいこの時期。でも真夏ほどの暑さはありません。そんな時には、清涼感のある色を取り入れるのがおすすめです。

ライトブルーなど涼しげな色のシャツを羽織ったら、初夏を感じるカジュアルコーデに。足首が見える丈のパンツを選んだり、裾をロールアップしたりすることで、着こなしがこなれた感じになります。

足元はサンダルのほか、スニーカーでもよいでしょう。

きれいめコーデの場合

何か羽織ものがあった方がいい？　いらない？　と迷う微妙な時期は、ジャケットやカーディガンを羽織らなくてもきれいめに見える着こなしを意識しましょう。

プルオーバータイプのブラウスとスカートのコーディネートなら、何も羽織らなくてもきれいめに見えます。

また、衿のないすっきりとした首元のブラウスを選べば、上に羽織るものを選ばないので、肌寒くなった時に悩むことなく対応できます。

シンプルコーデの場合

6月上旬に着たいのは、気分が明るくなるような、きれいな色のトップスとパンツを合わせたカジュアルコーデ。足元には、サンダルを合わせてアクティブな着こなしを意識しましょう。

朝晩は長袖でちょうど良いですが、気温が高い日中は少し暑く感じるかもしれません。そんな時は袖口をグッと上げて、手首を見せて涼しげに着こなすのがおすすめです。

6月中旬のおすすめ服装・コーディネート

続いて見ていくのは、6月中旬におすすめの服装です。本州の多くの地域で梅雨入りするこの時期はどのような服装が適しているのでしょうか。

カジュアルコーデの場合

Tシャツ1枚で肌寒いかもしれないけれど、日中は暑い……そんな難しい時期にはパンツとタンクトップの上にさらりとワンピースを羽織ったさわやかコーデがおすすめです。ワンピースが揺れる感じが見た目にも涼しげで、梅雨時期にぴったりです。

薄手のアイテムを使った重ね着で、じんわり暑い外でも、冷房の効いた屋内でも快適に過ごせるでしょう。

きれいめコーデの場合

雨の日の通勤や仕事での外出で服が濡れてしまうと、困ってしまいますよね。そんな時には、きれいめコーデに合わせられるレインコートが一着あると便利。

どんなコーデにも合わせられるようにネイビーやベージュ系など、ベーシックな色のレインコートがおすすめです。

そのほかきれいな色の傘や雨の日も履けるレインシューズなど、憂鬱な梅雨時期のおしゃれを楽しめるアイテムを投入してみては？

シンプルコーデの場合

シンプルなワントーンコーデにカーディガンを羽織る着こなしで、季節の変わり目もおしゃれを楽しみましょう。

インナーをキャミソールやタンクトップにしてデコルテを見せたら、涼しげな雰囲気になります。

明るめカラーの長袖カーディガンは、袖をまくったり、肩掛けしたりとアレンジができるので、気候が変わりやすい時期のシンプルコーデの強い味方です。

6月下旬のおすすめ服装・コーディネート

では最後に、徐々に気温が上がり「夏が目の前！」という6月下旬におすすめな服装をご紹介します。

カジュアルコーデの場合

夏間近の6月下旬は、Tシャツとパンツのワンツーコーデの出番が増え始める時期です。コーデのアクセントになるロゴTシャツで、カジュアルなおしゃれを楽しみましょう。

半袖のTシャツで腕を見せる場合は、パンツはフルレングスを選んで肌の露出をコントロール。真夏っぽくならないように着こなすのがポイントです。

また、念の為に羽織ものを持っておきたい場合は、綿素材のシャツやトッパータイプのカーディガンがちょうどいいですね。

きれいめコーデの場合

気温が高くなってくる時期のきれいめコーデにおすすめなのは、ワンピースです。晴れた日中のお出かけならそのままでも大丈夫ですが、室内の冷房や朝晩の肌寒さが心配。

カーディガンの肩掛けは、体を冷えから守ってくれるだけでなく差し色効果もあります。ハイゲージのニットカーディガンを使って、難しい季節に合った着こなしを意識しましょう。

シンプルコーデの場合

涼しげなシンプルなカットソーとワイドパンツの着こなしがちょうどいい時期。ハリのある素材のカットソーを使って、ラフになりすぎないようにすると、大人っぽく着こなせます。

雨に濡れたり、朝晩の気温の変化で肌寒くなったりする場合もあるので、薄手のカーディガンやストールを持っておくとよいでしょう。

【番外編】北海道・沖縄の6月の服装のポイントは？

梅雨のない北海道の6月と梅雨の最中である沖縄の6月では、最適な服装は大きく異なります。

北海道では最高気温が22度になる日もありますが、平均は17度ほどです。晴れた日の昼間ならばトップス1枚でも大丈夫ですが、基本的には軽めの羽織ものが必要。足元は、サンダルはまだ早いと感じるでしょう。

それに対して沖縄は最高気温が30度まで上がり、最低気温も25度ほどと高めなので、半袖1枚の夏の装いがちょうどいいでしょう。強い雨が降ったり、晴れて日差しが強くなったりするので、雨対策と紫外線対策の両方が必要です。

梅雨の6月は気温の変化に合わせた服装で快適に

気温も湿度も高い、不快指数高めな梅雨シーズンの6月。暑かったり肌寒かったりするので、毎日着る服を決めるのに時間がかかってしまう方も多いでしょう。

基本的には最高気温に合わせつつ、肌寒くなったときにパッと羽織れるものを用意しておくのがおすすめ。

雨で濡れることも多いので、乾きやすい素材や洗濯機で洗える素材など、快適に着られる服を選ぶのも大切なポイントです。

（文：ななこ ／ イラスト：さのまるこ）

※この記事は2023年09月04日に公開されたものです