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「猫が顔を洗うと雨が降る」と言われるのはなぜ? 根拠と猫が顔を洗う本当の意味とは

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「猫が顔を洗うと雨が降る」という言い伝えをご存知ですか? 根拠のあるものなのか、なぜそのようにいわれるのか気になりますよね。今回は、猫が顔を洗う理由と本当に雨が降るのかについて解説していきます。

よく「猫が顔を洗うと雨が降る」といいますが、実際はどうなのでしょう? 単なる迷信なのか、科学的に裏付けのある事実なのか、本当のところが気になりますよね。

今回は、猫が顔を洗うと本当に雨が降るのかどうかについて解説していきます。また、このしぐさに隠された他の意味についても紹介するので、猫を飼っている人はぜひ参考にしてくださいね。

「猫が顔を洗うと雨が降る」って本当?

昔から「猫が顔を洗うと雨が降る」と語られますが、多くの方が根拠のない単なる言い伝えだと思っているのではないでしょうか。しかし、これは100%迷信とも言い切れないようです。

というのも、猫は湿気に非常に敏感な動物といわれています。それ故に、雨が降る直前の急な湿度上昇に反応して、顔を洗うように前足で擦ることがあるようなのです。

中でも、猫のひげは空気中の湿度を感じるだけでなく、風の向きを感じたり、道幅や障害物との距離を測ったりなどと、さまざまなものを感知するセンサーとして働きます。

そんなひげが湿度で張りを失うと、本来のパフォーマンスを発揮できなくなってしまうため、頻繁に顔を洗うようにしてピンと張った状態を維持しようとするのです。

もちろんこの行動には、湿気以外にも多くの要因があると考えられるため、必ず「猫が顔を洗うと雨が降る」とは言い切れません。しかし、理由の1つに湿度が関係していることからこのようにいわれるようになったのでしょう。

猫が顔を洗うのはなぜ? 湿度以外の理由とは

猫が前足で顔を洗うようにしている動作には、湿度の影響以外にもさまざまな理由が考えられます。ここでは、代表なものを3つ見ていきましょう。

(1)体を清潔に保つため

猫はとてもきれい好きな動物といわれており、体を清潔に保つために顔を洗うように擦ることが多々あります。

また、前脚をしきりに舐めながらこのしぐさをする場合は、汚れを落とすためと考えられるでしょう。毛に付着しやすいノミやダニを駆除するためという可能性もあります。

(2)食べ物の臭いを消すため

猫が食後に顔を洗うようにしていたら、食べ物の匂いを消そうとしている可能性が高いでしょう。

猫はもともと野生だった頃、狩りをして暮らしていました。その際、獲物を食べた後の血の匂いが残っていると、他の動物に気づかれてしまうため、口の周りの匂いを消す必要があったのです。

家で飼われている猫もその頃の本能が残っており、食事をした後は顔を洗うようにして、食べ物の匂いを消そうとするのでしょう。

(3)気持ちを落ち着かせるため

猫は、ストレスを感じた時に気持ちを落ち着かせる方法としてこのしぐさをすることもあるようです。

例えば、飼い主に怒られたり、いたずらしようとしているところを見つかったりした時などに見られるでしょう。

状況によっては、まるで照れ隠しをしているようでかわいいものですが、ストレスが増えると猫の体調に悪影響を与えてしまう可能性があるので注意しましょう。

猫の顔を洗うしぐさには、さまざまなサインが含まれる

猫が顔を洗うように擦ることには、さまざまな理由が考えられます。その中には、湿気によって張りを失ったひげの手入れも含まれるので、雨の訪れを予見していると考えることもできるでしょう。

しかし、天候の変化を察知して全ての猫が顔を洗うわけではないので、あくまで参考程度にとどめておくのが賢明でしょう。

また、湿度以外にも、匂いや汚れの除去だったり、ストレスの表明だったりする可能性もあります。そのため、顔を洗うしぐさをしたからといって、その理由を1つに決めつけず、猫の気持ちに寄り添って解釈してあげることが大切ですよ。

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※画像はイメージです

※この記事は2023年08月24日に公開されたものです

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