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桜島も道の駅も! 海沿いに立つホテルを拠点に楽しむ鹿児島ドライブ旅

小浜みゆ

アラサーにもなると、京都や沖縄など定番人気の旅行先は経験済みという人も多いはず。今まで行ったことのないようなエリアで新しい発見を楽しむ、新鮮味のある旅も良いですよね。

鹿児島県の大隅半島にある「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」は旅の拠点に便利な海沿いに立つホテル! 鹿児島市内、垂水、桜島、霧島など鹿児島の魅力を探す旅にぴったりのホテルです。道の駅に隣接しているので、鹿児島グルメを満喫できることも特徴。鹿児島空港からレンタカーを借りて、女子旅を楽しんできたのでその様子をお届けします!

 

海から見ると大迫力! 車のまま、フェリーに乗って「桜島」へ

北海道から九州まで全国各地の道の駅に近接する、「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」。日本で25番目、そして九州初のフェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルとして4月にオープンしたばかりのホテルが「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」です。

ホテルへのアクセスは車でまっすぐ行くと鹿児島空港から約1時間ですが、「桜島」の観光をしてから向かうのがおすすめ。鹿児島ー桜島間はフェリーで繋がっていて、車のまま乗船できます。市民の足として頻繁に運航しており、予約無しでスーッと乗れるので楽々!

鹿児島からわずか15分〜20分の船旅ですが、潮風を感じながら進んで行くだけでもテンションが上がります。近づいていくほど大きく見える桜島は大迫力! 桜島は標高1,117mの北岳、1,060mの中岳、1,040mの南岳からなる活火山で、そのうち南岳が現在も噴煙を上げています。もくもくと立ち昇る噴煙もすごい……!

桜島の岩肌をじっくりと眺められるおすすめの観光スポットが「湯之平展望所」。山の反対側では錦江湾を高い目線から見ることもでき、鹿児島の絶景を両方面で楽しめました!

海の目の前! 「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」

桜島を出発し、錦江湾の美しい海沿いを走りながら大隅半島に上陸。桜島と大隅半島は1914年の大噴火で陸続きになっています。湯之平展望所からは約30分で、「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」に到着。ホテルは海沿いに建っていると知っていましたが、着いてみると海が近すぎてびっくり!

エントランスから入るとすぐにフロントがあり、スタッフが温かくお出迎えしてくれます。フロントは両サイドからスタッフが簡単に出入りできる設えになっているためゲストとの距離が近く、観光や食事に迷ったら気軽に相談できますよ。私は宿から車で約3分で着く日帰り温泉「財宝健康保養センター 薩摩明治村」をおすすめしてもらいました!

2階~6階にある客室は25平米とコンパクトな広さながら、滞在に必要なものがすべてそろった快適な空間。洗面所に仕切りが無いため、とても広く感じる作りとなっています。一方で、洗面台とベッドスペースの間に開閉できる間仕切りもあるので、プライベートな空間を確保することもできます!

全95室の客室のうちオーシャンビューのお部屋もあり、海沿いに立つフェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島ならではの海を堪能できます。キング・ツインがあり、人数や旅のスタイルに合わせて選択可能。

ホテルは西向きのため、夕日を望む絶好のロケーション。180度の大パノラマで見る鹿児島の夕日は、旅の思い出に残る美しさです。この日は雲が多かったのですが、雲の切れ間から夕日を見ることができました!

 

桜島も開聞岳も見える! オーシャンビューの絶景テラス

写真提供:フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島

25施設あるフェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルの中で、この施設にだけ備わっているのが「上層階のテラス」です。4階にあるテラスは桜島と開聞岳が望める、ホテル自慢の絶景スポット! ちなみに開聞岳とは、薩摩半島の南端に位置する「薩摩富士」と呼ばれる活火山です。イスとテーブルが置かれているので、コーヒー片手に桜島を望むのも最高……。

 

カルディのコーヒーを無料で好きなだけ。24時間利用できるロビーラウンジ

のんびりくつろぎたい時には、鹿児島の伝統工芸品や写真で彩られた1階のロビーラウンジへ。火山やシラス大地をイメージしたランプシェードも印象的で、宿泊者は誰でも自由に利用できます。

キッチンスペースには電子レンジ、オーブントースター、コーヒーマシンが備わっており、24時間無料で利用可能。コーヒーは渡り鳥の休息地を確保しながら生産される、有機栽培の「バードフレンドリーコーヒー」の豆を使用しています。カルディーコーヒーファームのコーヒー豆となっており、質の高いコーヒーが無料で飲めるのは嬉しい!

さらに味噌汁、緑茶、ほうじ茶も無料。そのほかフロントで紙皿と先割れスプーンをもらうことができるので、道の駅で購入した惣菜で食事をする時に便利です!

 

美容好き注目の「温泉水」が特産品! 「道の駅たるみずはまびら」

チェックイン前、滞在中、チェックアウト後に隣接する「道の駅たるみずはまびら」でショッピングや食事を楽しめるのが、フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島の大きな魅力! レストラン、カフェ、マルシェ、惣菜店などさまざまなお店が集まっている観光スポットです。

物産館(マルシェ)は垂水産や大隅半島産の新鮮な野菜・フルーツ・肉・魚・加工品などが購入できる道の駅の中心的なお店。錦江湾産のぶり、垂水産鶏肉、ブランド豚「桜島美湯豚」の餃子やハンバーグ、ヒメアマエビのスープ……など、垂水周辺の名産品が惜しげもなく並んでいます。

垂水の名産品である「温泉水」は、美容好き女子におすすめのお土産。「財寶温泉」や「温泉水99」など、垂水の地中深くから汲み上げた天然アルカリ温泉水を購入できます。垂水の温泉水は水にこだわる全国の人から注文を受けるほど有名で、芸能人にも人気! 飲んでみるとほんのり甘さを感じ、普通のお水との違いを実感できます。

見逃せないグルメが創業約70年の藤川が作る「ピーナッツ豆腐」。朝10時前後に並ぶ出来たての豆腐はトロットロで、甘じょっぱいタレと相性抜群です! 午後には売り切れるほど人気なので、早めの購入が吉。垂水名産のさやいんげんを使ったスープ、垂水産野菜のドレッシング、さつまいもの芋かりんとうなど、お土産にぴったりの商品もゲットしました。

「海鮮よかもん市場」は錦江湾産の新鮮な魚の惣菜がテイクアウトで気軽に購入できるお店。店内で作っているお寿司や海鮮丼は値段以上のおいしさです! ホテルで味噌汁と一緒に食べるのもいいですね。

 

海鮮&桜島美湯豚がおいしい! 道の駅のレストラン

ランチはオーシャンビューレストラン「Farm to Table TARUMIZU」へ。錦江湾の絶景を眺めながら、垂水周辺の食材を使った丼ものや御膳を味わえます。

中でも人気は「垂水極みスペシャル海鮮丼(1,700円)」。別名サツマアカエビと呼ばれる「ナミクダヒゲエビ」・垂水産カンパチ・垂水ブランド「ぶり大将」のお刺身、そして錦江湾のみに生息するヒメアマエビの唐揚げなど、海の幸が一気に食べられる海鮮丼です。新鮮なお刺身はまったく臭みがなく、たっぷりと味わえるのは産地ならではの贅沢!

お肉派の人には「桜島美湯豚とんかつ御膳(1,550円)」も一押し。桜島美湯豚は垂水の温泉水を飲んで育った特別なブランド豚で、臭みがなく甘みが強いのが特徴です。ジューシーな脂と柔らかな肉質のとんかつはとてもおいしく、御膳ならちょこっとお刺身も食べられますよ。

・道の駅たるみずはまびら
住所:鹿児島県垂水市浜平2036-6
HP:https://tarumizuhamabira.jp/

フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島を11:00にチェックアウトしたあとは鹿児島空港周辺の「霧島神宮」や「霧島アートの森」を観光し、旅は終了。私は鹿児島旅行が3回目でしたが、車を使って足を伸ばすことで、新しい鹿児島の魅力を知ることができました。快適なホテルを拠点に、グルメも観光も満喫できる鹿児島に訪れてみてくださいね。「こんな場所、日本にあったんだ」と、働く女子のみなさんも思うはずです!

・フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島
住所:鹿児島県垂水市浜平2057−3
HP:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/kojfi-fairfield-kagoshima-tarumizu/

・フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル
HP:https://fairfield-michinoeki.com

(撮影・取材・文:小浜みゆ)

※この記事は2023年08月07日に公開されたものです

小浜みゆ

神奈川県在住の旅ライター。旅が大好きなのでフットワークは軽く、国内・海外の素敵な場所を求めてどこへでも。得意ジャンルはホテル・リゾート・美容。写真にこだわります。

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