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リバイバルしたブラックマスカラ。どう使う?

#美欲トーク

吉川夏澄

「最近このブランドがアツい!」「今季の新作、何買った?」「がんばらずにきれいになりたい……」最新コスメやメイクトレンドを、コスメ大好きなライター・よしかわとマイナビウーマン編集・にしきおりがざっくばらんにトークする連載です。

今回のテーマ

リバイバルしたブラックマスカラ。どう使う?

黒マスカラでまつげを盛るアイメイクがリバイバルした2023年。アラサー世代からすると平成ギャルメイクがよぎり、懐かしい気持ちになった人もいるはず。

今回のトークテーマは「ブラックマスカラ」。よしかわとにしきおりがブラックマスカラブームで取り入れたアイテムを持ち寄ると、平成ギャル時代とは違う、共通した最新の取り入れ方が分かりました。

プロフィール

ライター よしかわ

カラーコーディネーターの母親の影響で、小学生時代に色彩とメイクの楽しさに魅了される。学生時代はコスメ集めに夢中になり、高校卒業後はアパレル店員や化粧品業界で広報を経験。現在はWEBライターとしてコスメや美容をはじめとするライフスタイル系の記事を執筆中。趣味はコスメを並べて、色の濃淡やレイヤードを研究すること。

編集 にしきおり

初めて自分でメイクをした14歳の頃からコスメの魅力に取りつかれ、学生時代から女性向けメディアに従事。美容系ニュースメディア、商品比較情報サイトのスキンケア部門ライターを経て、現在はマイナビウーマンでレビュー記事から取材記事、企画記事まで幅広く担当中。ラメと透け感、ギャップに弱い。

話題のブラックマスカラを取り入れた、盛り感×自まつげっぽさ意識のニューメイク

よしかわ
今回は韓国アイドル、中国のワンホンメイク、そしてY2Kの影響でリバイバルを果たした「ブラックマスカラ」がテーマですが、ブラックマスカラを取り入れるときに気をつけているポイントはありますか?
にしきおり
今まで自まつげっぽく仕上がるメイクが好きだったんですけど、久しぶりに黒マスカラを使うとなったら目立たせたいし盛り感が欲しいと思って、“ギャルにならない盛り感”を意識しています。
よしかわ
私たちがメイクを始めた学生時代って平成ギャルというか、まつげは盛ってなんぼの時代だから、ひじきみたいなまつげになってた記憶が……。
にしきおり
「つけまつげは2枚重ね」みたいな(笑)。
よしかわ
その時代とは違う、アップデートした盛り方をしたいですよね!

にしきおりが使っているブラックマスカラ

にしきおり

盛り感を出したい時は、キングダムとドーリーウインクがちょうど良くて。キングダムの「束感カールマスカラ」はコームとコイルの2面になっていて、コームでまつげをコーティングして、コイル部分で名前の通り1本で束感を作れるものなんですけど、推しのアイドルグループ「OCHA NORMA」のメンバーが使ってると知って、これは使うしかないと思って購入しました(笑)。

若い子に人気のコスメをアラサーが使っても大丈夫かなと思ったのですが、液に透け感があるのでギャルギャルしくならずに、でもちゃんと束になってくれます。

ドーリーウインクの「マイベストマスカラ」は、ストレートなブラシが特徴で、液含みが良くまつげがまっすぐ伸びるから、遠目でもまつげの存在感が分かるくらい盛れる。さすが益若つばささんプロデュースだなって思いました!

よしかわ
つけまつげといい、ドーリーウインクは特にまつげに強いブランドですよね!

左:キングダム「束感カールマスカラ」、右:ドーリーウインク「マイベストマスカラ」

にしきおり

逆に盛り感は抑えつつ、ナチュラルに黒マスカラを使いたいときKATEの「フレームレスフィルムマスカラ」を使っています。

コームが特殊で最初使ったときはダマになっちゃって……。調べ直して、左右に動かさずまっすぐとかすように使ってみたらきれいなセパレートまつげが完成して驚きました。

よしかわ
上まつげ用と下まつげ用のコームがあるのがおもしろいのと、液の伸びがすごいですよね!
にしきおり

小回りがきいて使いやすい! 私、下目尻側のまつげが少ないんですけど、それでもちゃんときれいに塗れるところがお気に入りです。

続いて黒マスカラの復活の火付け役として外せないと思ったのがメイベリンニューヨークの「スカイハイ」。ブラシがアーチ状に5列のコームが並んでいるようなおもしろい形で、まつげをグイッと持ち上げてきれいなセパレートロングに仕上がるのが良くて使ってます。

よしかわ
ドラッグストアでも買える手軽さで、このクオリティはバズる理由が分かる!

左:KATE「フレームレスフィルムマスカラ」、右:メイベリンニューヨーク「スカイハイ」

にしきおり

最後は同じくドラッグストアでも買えるラブ・ライナーの「オールラッシュマスク」自まつげをそのまま太くした感じで、ツヤツヤに仕上がるんです。

長さが出るというよりはきれいにコーティングされるイメージ。普段アイメイクのバランスを考えてブラックマスカラを使ってるんですけど、このマスカラは何も考えずに使えるからなんだかんだで一番よく使っているかも。

よしかわ

最近発売されていたものに注目していたけどラブ・ライナーはマスカラも名品! 久々に使いたい!

続いて私は、自然だけど存在感が出せるブラックマスカラをチョイスしてます。元々まつげの長さと量があって、目を見開くクセのせいか、ブラックマスカラをつけると「怖い」って言われることがあって……。とはいえトレンドは押さえたいから、自まつげがきれいって思わせるのがコンセプト

よしかわが使っているブラックマスカラ

よしかわ
MILK TOUCHの「オールデイボリュームアンドカールマスカラ」は長いストレートタイプのブラシで、細かいところまでしっかり塗れます。ボリュームタイプなのにスッと長さを出してカールが長時間続くところもお気に入りです。
にしきおり
繊細な仕上がりですよね! 前にこれを使っていたときはまつげをすごく褒められました。
よしかわ
一本一本がイキイキとしてまつげに自信がつきますよね! 「私の自まつげキレイでしょ?」って(笑)。同じ括りで言うとにしきおりさんとの被りアイテムKATEの「オールデイボリュームアンドカールマスカラ」液の伸びと特殊なコームでスッと長くセパレートしたまつげが完成するところがお気に入り!

左:MILK TOUCH「オールデイボリュームアンドカールマスカラ」、右:KATE「フレームレスフィルムマスカラ」

よしかわ
続いてクリアブラック系でピメルの「パーフェクトロング&カールマスカラ N」ウォンジョンヨの「ヌードアイラッシュ」。どちらもブラウンやブラックのファイバーが入っていて、自まつげが長いかのようにカモフラージュしてくれる。
にしきおり
特にウォンジョンヨの方がみっちりと繊維が入ってますね!
よしかわ

ウォンジョンヨの方がより長さが出るので、その日の気分で使い分けてます。繊維がたっぷりなのにダマにならずカールもちも良くて、自まつげ感があるからアイメイクのバランスを考えずに使えるところも推しポイント。

AINOKIの「フォレスト フィール セイバー カールマスカラ」夜霧という色味で、若干グレーがかったブラックなんですけど、よく見るとキラキラしているんです。

にしきおり
ほんとだ! かわいい!
よしかわ
まつげの両面に塗ることによって、俯いた時にもキラッとするし、目が潤んでいるみたいに仕上がるのがツボ。黒でも儚げというか柔らかい印象になれるので最近はほぼこれを使っていて、黒でも抜け感を出すようにしています

左:ウォンジョンヨ「ヌードアイラッシュ」、右:AINOKI「フォレスト フィール セイバー カールマスカラ」

ブラックマスカラに合わせるなら淡いピンクとブラウンのアイカラーがテッパン

よしかわ
ブラックマスカラをメイクに取り入れるに伴って、その他のアイメイクも変化しましたよね。
にしきおり
学生時代はブラウンのアイシャドウをグラデーションして黒マスカラと強めに強めを重ねていましたが、その時からはアップデートしたいので、意識的に淡いカラーを取り入れています
よしかわ
二人がブラックマスカラに合わせて使っているアイシャドウを見てみると、淡いピンクカラーと透け感のあるブラウンが共通してる!

二人が使っているブラックマスカラに合わせるアイメイクアイテム

にしきおり
ピンクブラウンとブラックマスカラの組み合わせはテッパンですよね! よしかわさんが選んだb idol の「THEアイパレ」も、私が選んだセザンヌの「ベージュトーンアイシャドウ 02」も優しい雰囲気になれるピンクカラー。
よしかわ
ブラウンに関しては、私が選んだTHREEの「ディメンショナルビジョンアイパレットアリー」とにしきおりさんが選んだUNMIXの「アイシャドーペン」のどちらもシアーな影感を演出できるもの。 アイシャドウをのせる時に心がけていることはありますか?
にしきおり

ラメでギラギラさせてさらにブラックマスカラを使うとギャルっぽくなっちゃうので、アイシャドウはマットタイプか輝きが控えめなものを使うようにしてます。ラメを使うにしてもポイント使いかな。

あと下まつげにマスカラを塗るときはコントラストをはっきりさせた方がかわいい気がして、涙袋メイクをしたり茶色とか馴染みの良いカラーで目幅を大きくしたりすることが多いです。

よしかわ

私も黒マスカラを使う時は下まぶたに重点を置いて、下まぶたラメと黒マスカラの組み合わせはかわいいと思っていて、でもギャルっぽくならないようほんのりとのせて潤みを出すことにハマってます。

あとは目元を締めないことも心がけていて、使うアイライナーはニュアンスカラーばかり。ニュアンスカラーの中でもピンク系とブラウン系が多くて、目尻側にはD-UPの「シルキーリキッドアイライナーWP」か、マジョリカマジョルカの「ラインエキスパンダー」を使って、インラインにはキャンメイクの「クリーミータッチライナー」の似たようなカラーを合わせて使ってます。

にしきおり

こういう影色良いですよね! 私は「シルキーリキッドアイライナーWP」のベージュ系のカラー「ミルクカプチーノ」や同じくD-UPのピンク系にもブラウン系にも合うブラウンの「エアクリームペンシル ソイラテブラウン」でふんわりと引き締めてます。

また、ヒロインメイクの「プライムリキッドアイライナー リッチキープ モカグレージュ」は透明感のあるグレージュで、抜け感がありつつ目力を残せるところがお気に入り。

よしかわ
ブラックマスカラとのバランスを考えてコスメを選ぶのも楽しいですよね!

ツールを併用して理想のまつげに仕上げる

よしかわ
色合いもそうですけど、黒マスカラを使うようになってからさらにキレイなまつげを作ろうと、ビューラーだけでなくマスカラベースやホットビューラーの出番が増えました。

二人が使っているまつげメイクツール

にしきおり
ミルクタッチの下地良いですよね! カールキープ力がすごい。
よしかわ

剣山みたいなブラシのおかげできれいな上向きのまつげが完成する!

私はRirimewの「アイラッシュカーラー」のあとに、まつげ全体ではなく根元だけに「オールデイフィクシングマスカラベース」を塗って、ブラックマスカラを塗って、最後にパナソニックの「まつげくるん セパレートコーム」で整えてます。まつげだけでどれだけ時間かけてるんだろうと思いながら(笑)。

にしきおり
テッパンの組み合わせですよね! 私のまつげは直毛すぎて上げてもすぐに戻ってきちゃうので、ここ数年はずっとまつげパーマをしてます。あとは最近、韓国でピカソの「アイラッシュコーム」を手に入れて、コームの短さと広めの間隔がちょうど良くて愛用中です。

ギャルメイク時代に磨いたテクがここで活きる! ……かも。

にしきおり
ブラックマスカラのリバイバルは、平成のギャルメイクの経験が活きましたよね。
よしかわ
懐かしさを感じながらも妙にワクワクしちゃって、こんなに仕上がりやツールにまでこだわるとは思ってなかった(笑)。アップデートした黒マスカラメイクをこれからも楽しみたい!

二人が持ち寄ったブラックマスカラは、最近ヒットしたブラックマスカラをそろえたようなラインアップとなりました。理想の仕上がりに重きを置きながらも、アイメイクでは淡い色を添えるなど共通点があり、トレンドのブラックメイクを楽しんでいる様子。

今回紹介したブラックマスカラは、プチプラのものが多く挑戦しやすいものばかり。理想のブラックマスカラを探している人は参考にしてみてくださいね。

今回の登場アイテム

ドーリーウインク マイベストマスカラ クラシックブラック 1,650円
ケイト フレームレスフィルムマスカラ BK-1 1,540円
キングダム 束感カールマスカラ クリアブラック 1,760円
メイベリンニューヨーク スカイハイ 01 1,639円
ラブ・ライナー オールラッシュマスク ブラック 1,760円
MILK TOUCH オールデイボリュームアンドカールマスカラ ブラック 1,628円
ピメル パーフェクトロング&カールマスカラ N 透け感ブラック 1,100円
ウォンジョンヨ ヌードアイラッシュ 01 1,430円
AINOKI mebuki フォレスト フィール セイバー カールマスカラ 01 2,750円
b idol THEアイパレR 05 1,980円
セザンヌ ベージュトーンアイシャドウ 02 748円
UNMIX アイシャドーペン 02 2,860円
キャンメイク クリーミータッチライナー 06、07、10、11 各715円
D-UP シルキーリキッドアイライナーWP シフォンブラウン、ミルクカプチーノ 各1,430円
マジョリカマジョルカ ラインエキスパンダー BR713 1,045円
ヒロインメイク プライムリキッドアイライナー リッチキープ 05 1,320円
D-UP エアクリームペンシル ソイラテブラウン 1,320円
MILK TOUCH オールデイフィクシングマスカラベース 1,628円
パナソニック まつげくるん セパレートコーム EH-SE51 オープン価格
Ririmew アイラッシュカーラー 1,980円
Piccasso アイラッシュコーム 660円

※価格は全て編集部調べ。いずれも本人・編集部私物です。

(写真・文:吉川夏澄、編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)

※この記事は2023年07月07日に公開されたものです

吉川夏澄

アパレル、スポーツジムのインストラクターをなどを経験し、現在はOLライターとしても活動中。ファッションをはじめ、コスメ、スキューバダイビング、美食、辛いもの……など幅広い興味を記事として投稿中。

instagram : kassunne67

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