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うつ伏せで寝る心理とは? いろんな寝相から分かる性格について解説

秋カヲリ

普段寝る時はどんな姿勢ですか? うつ伏せ、あおむけ、横向きなど寝相から分かることがあるのです。今回は、うつ伏せで寝る人の性格の特徴や深層心理について、心理カウンセラーの秋カヲリさんに解説してもらいます。

「うつ伏せで寝る癖がある」という人がいますが、この寝相にはどんな意味があるのでしょうか?

今回はうつ伏せで寝る人の性格の特徴や深層心理について解説していきます。また、他の寝相についても紹介しますので、自分がどんな寝方をしているか思い出しながら読んでみてくださいね。

うつ伏せで寝る人の性格の特徴

うつ伏せで寝る人の性格にはいくつかの特徴があります。ここでは代表的なものを3つ解説します。

(1)神経質

神経質な人は自分を守ろうとして、顔を隠すことのできるうつ伏せで寝ることがあります。

実際にカウンセリングをする中で、「寝る時にちょっとした物音や風を感じるとすぐに起きてしまうから、なるべく外的刺激を感じなくて済むようにうつ伏せで寝るようにしている」と言っている人もいました。

神経質な人は、うつ伏せの方が安眠できるということも多いようです。

(2)ストイック

両手両足を開いてあおむけで寝た方が、のびのびとリラックスしやすいのに対し、うつ伏せは体に負荷がかかり楽な姿勢とはいえません。

それなのにこの寝方を選ぶ人は、ストイックな性格の持ち主でもあるでしょう。ちょっとしたストレスがあっても継続する力があり、根気強いともいえるでしょう。

(3)内向的

うつ伏せは自分を守る体勢ですから、なるべく殻に閉じこもったままでいようとする内向的な性格の人が多いです。

恥ずかしがり屋だったり、1人が好きだったりする人は、大の字になって寝るケースは少なく、うつ伏せ寝を好む傾向があります。

うつ伏せで寝る人の深層心理

うつ伏せで寝る人によくみられる3つの深層心理について紹介します。

「どうしてうつ伏せで寝てしまうんだろう?」と思っている人は、自分に当てはまっていないかチェックしてみてください。

(1)疲労がたまっている

普段はあおむけで堂々と寝ている人でも、疲労がたまると心身が不調になって、うつ伏せで寝ることがあります。

疲れるとストレスで気弱になったり、防御本能が働いたりして、自分を守りたくなるからです。

もともとうつ伏せ寝をしている人はもちろん、「最近なぜかうつ伏せで寝てしまう」という人は「気がつかないうちに疲れていないかな?」と自問自答し、ゆっくり休んで心身のケアをすると良いでしょう。

(2)不安を感じている

カウンセリングをしている中で、「ホラー映画を見た日だけ、うつ伏せ寝になっていた」と言う人がいました。

何らかの理由で不安を感じている場合も防御本能が働き、心臓やお腹を守ろうとうつ伏せ寝をすることがあります。

慢性的にこの姿勢で寝ている人は、いつも何らかの心配事があるのかもしれません。

思い当たる節がある人は、不安に感じる原因を突き止めて、解消する方法を模索してみてはいかがでしょうか?

(3)1人になりたがっている

「これまではあおむけで寝ていたのに、恋人ができてからうつ伏せ寝をするようになった」という言う人もいました。

その人の恋人は一緒に寝たがるタイプで、就寝中に大きないびきをかくそうです。知らず知らずのうちにストレスを感じてしまっていたのかもしれません。

このように「1人でゆっくりしたい」「自分のスペースを守りたい」といった心理が働くと、周りの刺激を遮断しやすいうつ伏せ寝を無意識に選ぶことがあるようです。

恋人以外でも家族や同僚など、何らかの密なコミュニケーションが負担になっている可能性もあります。こうした人は、1人で息抜きできる時間をつくるのがおすすめです。

【番外編】うつ伏せ以外の寝相から分かる性格の特徴

うつ伏せ以外の寝相から分かる性格の特徴についてもご紹介します。

(1)横向き

横向きはバランスがとりやすく、とても安定した姿勢です。

呼吸しやすいのもメリットで、胃もたれしたり、お腹が痛かったりする人がよく横向きになるように、多くの人が快適に過ごしやすいニュートラルな寝相だといえます。

そのため、横向きで寝る人は心理的にも安定している落ち着いた性格で、特に自分をさらけ出そうとも隠そうともしていない自然な状態にあります。

感情のアップダウンが少なく、情緒が安定しているタイプといえるでしょう。

(2)あおむけ

あおむけで寝る人は自信があり、オープンな性格です。

自分が興味ある物事にまっすぐに突き進む行動力があり、今の状況や環境にあまり不安を感じていない状態といえるでしょう。

一方、注意深い性格の人もあおむけで寝る傾向があります。この寝方は周囲の音などの変化に気づきやすく、とっさに対応しやすいからです。

普段から慎重に過ごしているので、さまざまなことに臨機応変に対応ができ、その結果自分自身への自信につながっているのかもしれませんね。

(3)頻繁に動く

何度も寝返りして、横向きになったりあおむけになったりと動き回る寝相の人もいます。

こういった人は、自分でも整理できない課題を抱えやすい繊細な性格の持ち主です。寝ている間にせわしなく動いているので、熟睡できず「寝たはずなのに疲れが取れない」と不調が長引くのも悩ましいポイントです。

繊細ゆえに小さなことも気にしがちで、他人に気を遣いすぎてしまうこと傾向があるかもしれません。

ささいなトラブルを深刻に捉えてしまうことも多いため、「なるようにしかならない」と楽観視して趣味に時間を割くなど、気持ちを楽にすることを心掛けるのがおすすめです。

Check!:【寝相で性格診断】寝相でわかる心理20パターン

うつ伏せで寝るのは不安のサインかも

うつ伏せで寝る人は「不安から自分を守りたい」と強く考える傾向があります。

防御本能は安心して日々を過ごすために必要なものですが、強いストレスや不安を抱えている可能性もあるので、思い当たる節がある人はリラックスできる時間を意識的につくってみましょう。

できれば昼寝や仮眠の時だけあおむけや横向きで寝るなどして、いろいろな寝方にチャレンジするのもおすすめです。

なるべく体が楽な姿勢で寝た方が疲労回復しやすく、安眠できるはずですよ。

(秋カヲリ)

※画像はイメージです

※この記事は2023年06月09日に公開されたものです

秋カヲリ (心理カウンセラー)

心理カウンセラー・文筆家・動画クリエイター取材メディア「スター研究所」編集長。
1990年生まれ、都内在住。広告、取材、コラムまで多数執筆。
ベビーシッターを活用してバリバリ働く一児の母。

Webサイト:https://hagitaro1010.wixsite.com/writer
Twitter:https://twitter.com/hagiwriter
note:https://note.mu/hagitaro1010

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