「わかりづらい」「わかりずらい」はどちらが正しい? 違いや使い方を解説
「わかりづらい」の類語・言い換え表現
「わかりづらい」は、「わかりにくい」の他にもいくつかの類語があります。使う相手や内容に応じて、適切な言葉と使い分けましょう。
(1)「不明瞭」
「わかりづらい」は「不明瞭」に言い換えができます。資料やデータなど目に見えるものが「わかりづらい」と感じる場合は、「不明瞭」という言葉に言い換えると良いでしょう。
例文
・「こちらの資料ですが、印刷の都合上、一部の画像が不明瞭となっております。あしからずご了承くださいませ」
・「この音声について、不明瞭な部分の解析を依頼しております。週明けには解析後のデータを受け取る予定としておりますので、少々お待ちいただけますと幸いです」

ライティングコーチの前田めぐるさんに、「ご了承ください」の意味や使い方、言い換え表現を教えてもらいました。
(2)「説明が不十分」「説明が足りない」
「説明が分かりづらくて申し訳ない」ということを伝えたい時は、「説明が不十分」や「説明が足りない」という表現へ言い換えができます。
意味は同じであるものの、「説明が分かりづらくて申し訳ありません」という表現よりも「説明が不十分で申し訳ありません」の方がスマートな表現となります。
例文
・「○○の件、私の説明が不十分で大変ご迷惑をおかけいたしました」
・「説明が不十分で申し訳ありません。再度資料を添付しましたのでお目通しいただければ幸いです」
ビジネスでは正しい表記を用いよう
「わかりづらい」と「わかりずらい」は混同されることの多い表記ですが、正しくは「わかりづらい」です。「づ」と「ず」は同じ読み方をする言葉であることから、時に混乱してしまうことがあるかもしれません。
「どちらが正しい表記だったかな」と悩む時は、漢字での表記を思い浮かべてみましょう。漢字にすると「分かり辛い」と書くことから、「わかりずらい」ではないことが分かります。
特にビジネスシーンでは、誤った日本語を用いることで恥をかいてしまうこともあるため、間違えやすい表記には注意するように心がけましょう。
(にほんご倶楽部)
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※この記事は2023年04月04日に公開されたものです