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【日本の現状】最新の生涯未婚率と未婚者数を調査した結果

#トレンドニュース

フォルサ

期間工合同会社は3月20日、最新の日本の生涯未婚率と未婚者数について発表しました。

今回は、令和2年(2020年)の国勢調査人口等基本集計結果をもとに、最新の日本の生涯未婚率と未婚者数を割り出しました。

その結果、日本の生涯未婚率は、男性が28.25%、女性が17.85%で、年々増加していることが判明。最新の生涯未婚人数は、男性が2,652,984人、女性が1,645,051人という結果になりました。

国勢調査に基づく未婚者数は、男性が18,544,172人(全体の34.6%)、女性が14,245,904人(全体の24.8%)。合わせると日本全国の未婚者は、32,790,076人です。男性の未婚率は女性よりも高くなっています。

今回、同社はこの情報をもとに、さまざまな見解や考察を示しました。

まず「結婚の価値観の変化」です。若い世代を中心に結婚に対する価値観が変化しており、結婚を選択しない人が増えている可能性があります。

また、経済的な理由で結婚を先延ばしにする人が増えていることも、未婚率の上昇に影響していると考えられます。「就労状況と結婚の関連」についても考える余地はありそうです。雇用形態の変化や働き方の多様化により、結婚に対する不安や準備不足を感じる人が増えているとも考えられます。

「高齢化社会」の影響についても考える必要はあります。日本の高齢化が進む中で、高齢者の未婚率も増加していることが、全体の未婚率に影響を与えている可能性があります。

同データを踏まえて、政府や地方自治体は結婚支援策や子育て支援、働き方改革など、さまざまな施策を検討・実施することが求められます。また、未婚者に対するサービスや支援が充実し、より多くの人が自分に合ったライフスタイルを選択できる社会も望まれます。

調査対象

日本の生涯未婚率
対象:未確定な配偶関係を除いた人口割合(全人口に外国籍も含む)「生涯未婚率」45~54歳および50~54歳の未婚率の平均値

日本全体の未婚者
対象:令和2年の国勢調査人口等基本集計結果

女性を応援する情報メディアLady(https://kikankou.co.jp/lady/deaikei/
期間工合同会社(https://kikankou.co.jp

(フォルサ)

※この記事は2023年03月25日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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