「節電」のためにやってること、ある? 年代別に聞いてみた
LINEが運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」は、日本全国の男女を対象に、「節電」を意識している人の割合や、ふだん「節電」のためにやっていることについて調査しました。
年代が上がるにつれて「節電」を意識する人の割合が高まる傾向に
ふだん「節電」をどのくらい意識しているか聞きました。全体では「どちらかといえば意識している」がもっとも高く54%となりました。次いで「意識している」が27%で続きます。
「意識している」と「どちらかといえば意識している」を合わせた、節電を【意識している人】は8割超となりました。
年代別にみると、30代以上から年代が上がるにつれて「意識している」の割合が高くなり、50~60代では3割超でした。
また、「意識している」と「どちらかといえば意識している」を合わせた、節電を【意識している人】は、どの年代でも7割以上の高い割合に。特に、60代では9割超でした。
男女別にみると、【意識している人】は男女ともに8割前後で、やや女性のほうが高くなりました。
「節電」のため「こまめに家電のスイッチを切る」「服装を調整する」が上位
ふだん「節電」のためにやっていることについて聞きました。ふだん節電を意識していないと回答した人にも、やっていることがあれば回答してもらいました。
全体1位は「こまめに家電のスイッチを切る」が46.3%。2位は「服装を調整する」が44.4%と、僅差で続きます。
3位以降は、「冷暖房家電の設定温度を見なおす」「LEDの照明に切り替える」が3割台でランクインしました。
グラフにはありませんが、すべての年代で「こまめに家電のスイッチを切る」「服装を調整する」が上位となりました。また、3位以降は年代によって順位に差がみられました。
節電を意識している人の割合が特に高かった50~60代では、ほかの年代よりも各項目の割合が高くなっています。その中でも特に、「LEDの照明に切り替える」がほかの年代と比べて高い割合でした。さらに、60代では「省エネ型の家電を使う」が他の年代よりも高めでした。
10代では、「画面の明るさを調整する」「音量を大きくしすぎないように調整する」が他の年代と比べて高い割合に。また、10代では「冷蔵庫のドアを開ける時間を短くする」も高い割合となりました。
男女別にみると、全体的に各選択肢の割合は女性のほうが高くなっています。特に、「服装を調整する」「冷暖房家電の設定温度を見なおす」「衣類の乾燥機能を使わないようにする」の3つの項目は、男性と比べて女性で高い割合でした。
調査概要
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2023年1月12日~1月14日
有効回収数:5,254サンプル
URL:https://research-platform.line.me/archives/41895584.html
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります
(エボル)
※この記事は2023年03月09日に公開されたものです