「自信ない」が半数以上。20~40代女性の「洋服の購入事情」を調査してみた
日本デザインプランナー協会はこのほど、20代~40代の女性を対象に「女性の洋服の購入事情」に関する実態調査を実施しました。
20代~40代の女性に聞く、「洋服の購入事情」
みなさんは自分のファッションセンスにどのくらい自信がありますか?
今ではいろいろなテイストのファッションスタイルが展開されていたり、流行の移り変わりがあったりする中で、それぞれがどのようなファッションを確立していて、そのファッションに自信を持っているのかを調査しました。
自分のファッションセンスに自信が「全くない」「あまりない」と回答した人が、約6割という結果となりました。その理由として、最も回答が多かったのは「同じような服しか持っていない」でした。
一度、自分の中で落ち着くものを見つけると、中々新しいものに挑戦していくというのは難しいですよね。
次に多かった回答が「自分に似合っているか分からない」でした。いろいろなものに挑戦をする前に、そもそも今着ている服が自分に似合っているのか、自信がないという人も多いようです。
店舗派? ネット派? 広がる洋服の購入場所
今では店舗に足を運ばなくても、ネットですぐに洋服を購入できるようになりました。
中には、オンラインショップと店舗と連携して購入することができるなど、様々なサービスが展開されています。そこで、みなさんがどのくらいの頻度で洋服を購入しているのか調査しました。
まず、購入場所としては「店舗のみ」「店舗で購入することが多い」と回答した人が約6割という結果となりました。
実際に店舗に行って自分の手で商品を手に取り、サイズ感や着心地を確認するために試着をすることで、買い物の失敗も減らせると考える人が多いと思われます。
洋服の購入頻度について最も多かった回答は、「2~3カ月に1回」ということで、季節ごとに購入する人が半数いることがわかりました。
洋服を購入する決め手はこれ!
洋服を購入しようと思った時に、どんな洋服がいいかな? と迷うこともしばしばあるでしょう。そのような時に、みなさんはどのようにして情報を収集しているのでしょうか?
約半数の人が利用していると回答したのが「SNS」でした。今では、InstagramやYouTubeでファッションについての情報発信をしている人もたくさんいます。時間や場所を気にせずに、情報収集がしやすくなりました。
もちろん、情報収集も重要になってきますが、最終的に購入を決断するのは自分です。洋服を購入する際に、どのようなことに着目して洋服を選んでいるのでしょうか?
最も回答が多かったのは、「自分に似合っているのか」でした。口コミの中で評価の高い洋服や流行の服などたくさんの選択肢がありますが、やはり一番は自分が似合っていることが最優先ですよね。
また、年代別の詳細を右の表にまとめています。比較的どの年代も同じような結果ではありますが、注目してほしいのが「コスパ」です。全年代で一番回答が多かった「自分に似合っているか」に次いで、20代では2位だった「コスパ」は、年代が上がるにつれて優先度が下がっているのがわかります。
年代が上がっていくと、経済的負担も小さくなり、価格に対する優先順位が下がってくると考えられます。
自分の着たい服を着て人生を楽しもう!
ここまで、自分のファッションセンスや洋服の購入事情などを見てきましたが、おしゃれをするのを楽しいと思っている人はどのくらいいるのでしょうか?
「おしゃれをするのは楽しい」と回答した人は、約9割とほとんどの人がおしゃれを楽しんでいるということがわかります。
しかし、楽しいと思っていてもファッションセンスに自信がないという人の方が多いことが事実です。自信をもって、おしゃれを楽しめるとまた違った世界が見えてくるのではないでしょうか。
調査概要
「女性の洋服の購入事情」に関する実態調査
【調査期間】2022年10月18日~10月25日
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,000人
【調査対象】20代~40代(女性)
(エボル)
※この記事は2022年12月12日に公開されたものです