「いかがでしょうか」の意味は? 言い換え表現と返事の仕方
「いかがでしょうか」の言い換え表現
「いかがでしょうか」はいろいろな場面で使える便利な言葉ですが、あまりに多用してしまうと表現力が乏しくなってしまいます。
そこで「いかがでしょうか」の言い換え表現もいくつか覚えておきましょう。
(1)「よろしいでしょうか」
「よろしいでしょうか」は、上司など目上の人にも使える言い換え表現です。
主に「○○してもよろしいでしょうか」などと伺いをたてる時や、「これでよろしいでしょうか」と提案したことに対して問題がないかを確認する時に使用します。
(2)「どうでしょうか」
「どうでしょうか」は、相手に意見を求める時に使います。しかし丁寧さには欠けるため、目上の人や取引先相手に使う言葉としては少々不適切。
あくまで同僚や後輩に意見を求める際に使うなどに留めておきましょう。
(3)「大丈夫ですか」
「大丈夫ですか」は、相手の様子や状態、また相手に問題がないかを確認する時に使います。
しかし、カジュアルな表現となるため、こちらも上司や取引先相手に対して使用するには不適切です。
「大丈夫ですか」はつい使ってしまう表現ですが、相手によって使い分けるようにしましょう。言葉はTPOに合わせて選ぶことが重要です。
「いかがでしょうか」はビジネスシーンで使える丁寧な言葉
ビジネスシーンでは、目上の人に提案をしたり、様子を窺ったりする場面が数多くあります。その時に「どうですか」などのカジュアルな表現を使ってしまうと失礼にあたり、相手を不快に思わせてしまうかもしれません。
「いかがでしょうか」は、いろいろな意味を持つため多くの場面で使用できます。しかも上司、取引先相手など目上の人に対しても使える丁寧で便利な言葉です。
便利なだけに多用してしまうと表現が単調になり、言いたいことが伝わらない可能性が出てくることも。「いかがでしょうか」の正しい意味を理解した上で、言い換え表現も活用していきましょう。
(にほんご倶楽部)
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※この記事は2022年11月10日に公開されたものです