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20代に聞く。自分の遺影は自分で選びたいと思う?

マイナビライフサポート編集部

終活が広く知られるようになり、生前から自身の葬儀の準備をしておくシニア層も増えているようです。一方、20代などの若い層では、自分の葬儀など想像すらしたことがないという人も多いでしょう。今回は、20代の男女に、自分の葬儀の遺影は自分で選びたいか否かをアンケート調査しました。自撮りにこだわる人も多い若者世代は、遺影にどのような考えを持っているのでしょうか。

20代に聞く。自分の遺影は自分で選びたい?

Q.自分の遺影は自分で選びたいと思いますか?

・絶対に選びたい……18.3%
・できれば選びたい……50.2%
・自分の遺影に興味がない……31.5%
※有効回答数317件。単数回答式。小数点第二位を四捨五入

絶対に選びたい……18.3%

・「自分の気に入った写真がいい」(男性/24歳/正社員(一般事務)/販売職・サービス系)

・「私が生まれる時にはおじいちゃんが亡くなっていたが、おじいちゃんのイメージが遺影の写真しか分からないので、ずっと印象に残るから良いものでありたい」(女性/25歳/正社員(一般事務)/営業職)

・「写真写りの悪いものだと恥ずかしい気がする」(女性/28歳/その他/その他)

・「最後ぐらいは自分の意思で選びたい」(男性/20歳/学生/その他)

自撮り写真を撮る人も多い印象の20代。ですが、遺影に強いこだわりを持つ人はそれほど多くないようで、「絶対選びたい」派は2割弱でした。遺影は後々の印象に残る物なので自分の気に入った写真を選びたい、という意見が多数見られました。

できれば選びたい……50.2%

・「葬儀に来る人たちに見られる物だし、人によっては最後に見る自分の写真になると思うから、できるだけ写りの良いものを選びたい」(女性/29歳/正社員(一般事務)/秘書・アシスタント職)

・「選べるなら自分がきれいだと思う顔の写真を選びたい」(女性/24歳/その他/専門職(金融・不動産・医療・福祉系など))

・「絶対に選びたいわけではないが、できれば自分の気に入った写真を飾ってほしい」(女性/21歳/学生/その他)

・「あまり変なのを選ばれるのも嫌」(女性/27歳/正社員(一般事務)/その他)

最も多かった「できれば選びたい」の回答。「絶対これにして!」という強いこだわりはなくても、できる限り自分の納得できる写真にしてほしいと思う人が多いようです。将来終活をするのであれば、自分で遺影を選ぶ機会があるかもしれませんね。

自分の遺影に興味がない……31.5%

・「生きている人が、いいなと思う写真を選んでもらいたい」(女性/27歳/正社員(総合職)/技術職(研究開発、建設・建築・設備工事、その他))

・「死んでまで良い格好でいたいとは思わない」(女性/28歳/学生/専門職(金融・不動産・医療・福祉系など))

・「亡くなったら終わりだから後はどうだっていい」(男性/29歳/自営業・フリーランス/その他)

・「普通の顔をした写真であれば何でもいい」(女性/23歳/正社員(総合職)/事務系専門職(マーケティング・企画開発・事業開発など))

「そもそも自分の死後のことに興味がない」という意見の他、「家族に良いと思う写真を選んでもらえればいい」という意見も見られました。周りから見て「一番良い顔をしている」と思われる写真を選んでもらえるのも幸せなことかもしれませんね。

まとめ

今回は20代を対象にアンケートしましたが、20代では自分の葬儀・遺影といってもあまりイメージできない人も多いでしょう。遺影として良いと感じる写真の基準も、年齢を重ねればまた変わってくるかもしれませんね。

(マイナビライフサポート編集部)

※画像はイメージです

※マイナビライフサポート調べ
調査日時:2020年9月7日
調査人数:317人(20~29歳の男女)

※この記事は2022年09月12日に公開されたものです

マイナビライフサポート編集部

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