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同棲中の食費の平均金額とは? 自炊派カップル向け節約術12選

#Lily_magazin

同棲生活における食費の節約術12選

家計の節約を考えるとき、まずは食費の節約から取り組む人も多いでしょう。しかし、食事は生活の中の大きな楽しみの1つ。あまりに切り詰めるとストレスになったり、健康面に支障をきたしたりすることもあるかもしれません。

食費の節約では、あくまで2人で楽しみながら取り組んでいくことが大切です。ここからは、手軽にチャレンジできる食費の節約方法を見ていきましょう。

(1)予算の中でやりくりをする

食費に限らず、家計は最初に予算を決めて管理することがポイントです。まずは、毎月の食費の上限を決めましょう。その次に、週ごとでの食費の予算を決めます。

例えば、毎月の食費の予算を5万円とした場合、1週間の予算は1万2,500円です。毎週の買い物で「1万2,500円以内に収まっているか」を確認する癖をつけましょう。

予算管理はなるべく短い周期で行う方が、「予算内におさまっているかどうか」の把握が簡単になります。

ただし、予算を決める時は無理のない水準にしましょう。無理な節約をしても長続きしないため、2人が楽しみながら節約に取り組める数字に設定することがポイントです。

(2)家計簿をつけて食費を管理する

毎週の食費の予算を管理する時は、家計簿を利用することがおすすめです。最近では、クレジットカードの利用履歴から簡単に家計簿が作れるアプリなどもあるため、管理にも手間がかかりません。

2人が家計簿を確認できるようにしておけば、「今週はちょっと食費が多くなっているから気を付けよう」とお互いに気をつかうことができます。

また家計簿をつけておけば、あとから「なぜ食費が多くなってしまったのか」といったことを振り返れるメリットもあるでしょう。

(3)スーパーに行く時は買い物リストを作成する

無駄遣いをしないためには、買い物リストを作成してからスーパーに出かけることもおすすめです。買うべきものを決めていなければ、あれやこれやと購入してしまい、いつの間にか予算を超えてしまうこともあります。

あらかじめ買い物リストを作成しておけば、「これ以外のものは買わない」と決められるため、スーパーでの無駄遣いも防げるでしょう。

また、ネットスーパーや宅配サービスを利用して、無駄遣いを防ぐ方法も有効です。

(4)ポイントを有効活用する

食費の節約には、ポイントの活用も検討しましょう。「ポイ活」という言葉もあるように、ポイントの有効活用は節約に大いに役立つ手段です。

よく利用するスーパーのポイントカードや、クレジットカードのポイントをコツコツと貯めておけば、毎月の食費の節約にもつながります。

スーパーによっては、「提携カードの利用でポイントが倍増する」といった特典を提供しているところもあるので、近くのスーパーと相性の良いクレジットカードを調べておくと良いでしょう。

(5)ふるさと納税で食品を選択する

ふるさと納税の返礼品には、全国各地の食材が豊富に揃えられています。お米やお肉など、毎日の食生活で必要になる物は、ふるさと納税を利用するのも1つの手。

ふるさと納税は節税効果もあるため、2人それぞれの名義で行うことがおすすめです。

ただし、収入によって上限額が異なるため、申込の前には必ず「いくらまでふるさと納税を利用できるか」という点を確認しておきましょう。

(6)低コストレシピのレパートリーを増やす

自炊では、低コストの食材を有効活用することを心がけましょう。もやしや人参・鶏肉・豆腐・キノコ類などはどこでも安価で手に入り、栄養も豊富な食材です。

これらの食材を使ったレパートリーを増やせば、レシピに飽きることなく節約ができます。

(7)外食の上限回数を決めておく

食費の中で、つい予算をオーバーしてしまうのが外食です。「今日は遅くなったから外食して帰ろう」ということが続けば、毎月の食費もかさんでしまいます。

とはいえ、2人での外食は同棲生活の楽しみでもありますよね。

「外食には一切行かない」ということではなく、「外食は月に〇回まで」と決めておくことがおすすめです。

定期的な楽しみを作ることで、節約も長続きするでしょう。

(8)食材は無駄なく使い切る

同棲生活で自炊をすると、つい野菜を余らせてしまったり、調味料を使い切れなかったりということがあります。食費の節約では、そうしたロスを削減することが大切。

「じゃがいもがたくさん余っていたから、今日は肉じゃがを作ろう」「そろそろ、めんつゆの賞味期限が切れそうだから、今週は和食を多めにしよう」など、家にある食材を基準にレシピを考えましょう。

現在は、冷蔵庫の中身を登録することで、レシピを提案してくれるアプリもあります。外出先でも簡単に冷蔵庫の中身を把握できるので、そうしたアプリを活用することもおすすめですよ。

(9)近くのスーパーの特売日やポイントデーを把握しておく

同棲生活の食費の節約で欠かせないのが、スーパーの特売日やポイントデーの活用です。「あのスーパーは毎週火曜日にお肉が安い」などの情報を把握しておくことで、よりお得に買い物ができます。

近所のスーパーでは、いつどんな特売日を開催しているのかチェックしておきましょう。また、チラシアプリを利用すれば、GPS機能で近くのスーパーのチラシを比較することもできますよ。

(10)用もなくコンビニに寄らない

「仕事帰りに何気なくコンビニに寄ってしまう」という人は、なるべく利用を控えることを心がけましょう。用事もないのにコンビニに寄ってしまうと、ついアイスやスイーツを買ってしまうなど、無駄遣いのきっかけになります。

また、「毎日仕事前にコンビニでコーヒーを買う」という人は、自宅からコーヒーを持参することを検討しましょう。

たとえば150円のコーヒーを我慢するだけでも、150円×20日=月3,000円の節約になります。

もし、2人ともコンビニコーヒーを買っていた場合は、月6,000円も節約できることになり、大きな効果があるでしょう。

(11)週末にまとめて自炊をする

「平日は仕事で疲れて、なかなか自炊ができない」という人は、週末などの休みに2人で作り置きしておくことがおすすめ。

日持ちするメニューをいくつか作っておけば、「仕事終わりに外食して帰る」「つい総菜を買って帰ってしまう」といったことを防げるでしょう。

仕事終わりに料理をする手間も省けるため、時短の効果もありますよ。

(12)食費以外の家計の見直しもする

食費の節約と同時に、それ以外の家計の見直しもしましょう。「携帯を格安スマホに変える」「保険の見直しをする」「電気会社を変更する」など、節約の余地がある家計の項目はないでしょうか。

食費以外の項目が節約できれば、外食の機会を1回増やせるなど、思わぬ効果もあるかしれません。

参考記事はこちら▼

同棲中の食費を節約する方法を、ファイナンシャルプランナーの石川福美さんが解説します。

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