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「野心家」の意味とは? 野心家の特徴も解説(診断つき)

aoi okamoto

「野心」とは、大きな望みなどを意味します。大志を抱き夢を追う野心家に憧れている人もいるかもしれません。本記事では、野心家の心理や特徴などを解説。自分の「野心家度」をチェックできる診断も紹介します。

「野心家」と聞いて、大きな夢を追うエネルギッシュな様子を思い浮かべる人は少なくないでしょう。

では、野心のある人が高い目標に向かって努力できる背景には、どのような心理が働いているのでしょうか?

そこで今回は、野心家の心理や特徴、野心家が気をつけたいポイントを紹介します。併せて、野心家になるためのコツも解説しているので、参考にしてみてください。

「野心家」の意味とは?

そもそも「野心家」とはどのような人のことを指すのでしょうか。

「野心家」を辞書で調べると、以下のように記載されています。

やしん‐か【野心家】
野心をもって行動する人。「権力志向の強い―」

(『デジタル大辞泉』小学館)

ちなみに、「野心」には以下のような意味があります。

やしん【野心】
1 ひそかに抱く、大きな望み。また、身分不相応のよくない望み。野望。「政治家になりたいという野心に燃える」「政権奪取の野心をもつ」
2 新しいことに取り組もうとする気持ち。「野心作」
3 野生の動物が人に馴れずに歯向かうように、人に馴れ服さず害を及ぼそうとする心。「但し—改め難くして、情(こころ)に猶予を懐けり」〈三教指帰・下〉

(『デジタル大辞泉』小学館)

上記から分かるように、「野心」という言葉は「大きな望み」「新しいことに取り組もうとする気持ち」といったポジティブなニュアンスと、「身分不相応のよくない望み」というネガティブなニュアンスの両方を持ちます。

そのため、「野心家」は良い意味で「大きな望みを持ち、新しいことに挑戦しようとする人」を指す場合と、悪い意味で「身分に合わない望みを持っている人」を指す場合があるようです。

本記事では、主に前者の意味での「野心家」について解説していきます。

「野心家」の類義語・言い換え表現

「大きな望みを持ち、新しいことに挑戦しようとする人」という意味での「野心家」には、以下のような類義語があると考えられます。

・積極的な人

・行動力がある人

・エネルギッシュな人

野心家の特徴

では、野心家と呼ばれる人にはどのような特徴があるのか見ていきましょう。

(1)過去の失敗にとらわれない

新しいことに挑戦するには、失敗を引きずらない前向きな考え方が重要です。

そのため、野心家は過去の失敗にとらわれることはあまりありません。「またミスするかもしれない」という不安よりも、「次こそ成功させたい」という意欲が強いようです。

失敗にとらわれて臆病になるのではなく、過去の間違いから得た学びを生かし、挑戦を続けようとするでしょう。

(2)努力を努力だと思っていない

野心家と呼ばれる人は、努力を努力だと思っていないことが多いようです。

多くの人が「よくここまで頑張った」「継続して努力できた」と感じることでも、野心がある人は「必要なことをしただけだ」と考えるでしょう。

大きな夢を追い続けるにはかなりの頑張りが必要。その過程で、野心家は「努力を努力と思わないくらい当たり前にこなすメンタル」を身につけてきたのかもしれません。

(3)リーダー役を引き受けることが多い

野心家には、リーダー役を引き受けることが多いという特徴もあります。

自分に自信があり、目的を成し遂げるために行動しようという意欲が強いため、「リーダーとなって周りを引っ張りたい」という気持ちも大きいのかもしれません。

また、野心家は向上心があるため、自分を成長させる手段としてリーダー役にチャレンジする人もいるでしょう。

【野心家度診断】あなたは向上心が高いタイプ?

ここまで読んで、自分が野心家といえるのかどうか気になった人はいるでしょう。

以下の診断では、10の質問で自分の野心家度をチェックできます。興味のある人は試してみてください。

▶次のページでは、野心家の心理を紹介します。

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