「従順」の意味とは? 使い方や対義語、英語表現も解説
「従順」の対義語
「従順」の対義語には、以下のようなものがあります。
「頑固」
がん‐こ〔グワン‐〕【頑固】
[名・形動]
1 かたくなで、なかなか自分の態度や考えを改めようとしないこと。また、そのさま。「―な職人」「―おやじ」
2 取りついて容易に離れようとしないこと。また、そのさま。「―な汚れ」「―な水虫」(『デジタル大辞泉』小学館)
「頑固」は、「自分の態度や考えにこだわり、変えようとしないこと」を意味します。
「頑固な職人」「頑固になる」といったように、他人の意見をあまり受け入れない性格や様子を表す時に使われることがあります。
「強情」
ごう‐じょう〔ガウジヤウ〕【強情/剛情】
[名・形動]意地を張って、なかなか自分の考えを変えないこと。また、そのさま。「―を張る」「―な性格」(『デジタル大辞泉』小学館)
「強情」は、「自分の考えを変えない」という意味で、先ほど紹介した「頑固」と似たニュアンスを持っています。
「強情を張る」「強情な性格」など、自分の意思を曲げず意地を張る様子や性格を表す時に使えます。
「頑強(がんきょう)」
がん‐きょう〔グワンキヤウ〕【頑強】
[形動][文][ナリ]
1 自分の態度や考えをかたくなに守って、外からの力に容易に屈しないさま。「―に自説を曲げない」
2 がっしりとして丈夫なさま。「―一点張りの肉体を笠に着て」(『デジタル大辞泉』小学館)
「従順」の対義語としては、1の「外圧に負けず自分の考えをかたくなに守ろうとする」の意味が当てはまります。
「頑強に反対する」といったように、他の人に言われても自分の意思を曲げない様子を表す時に使えます。