身近なSDGsの第一歩。注目の「バンブーアイテム」おすすめ5選
2030年までの国際目標「SDGs(持続可能な開発目標/エスディージーズ)」。最近よく耳にするけど、17のゴールに向かって私たちが実際にできることって何だろう。一人ひとりの小さな行動が明日の未来を変えるかもしれない。マイナビウーマンでは、“今日からできる私のSDGsの取り組み方”を見つけるのに役立つ情報を発信していきます!
かつて私たち日本人にとって身近な存在であった竹。
ところが、近年はプラスチックなど竹の代替品となる素材が多くなったことから、竹の需要は減少傾向に。
それによって多くの竹林が放置され、環境や生態系に影響を与える「竹害」を引き起こすとして近年問題視されています。
竹を利用したアイテムを使うことは私たちができる身近なSDGsの第一歩。そこで今回は、おすすめのバンブーアイテムを紹介します!
エコーヒーカップ/Ecoffee Cup エコーヒーカップ

(左から)ウィリアムモリス ポピー、ウィリアムモリス アカンサス、ゴッホ サンフラワー
廃棄物を減らすためにも、「使い捨てをやめてリユースを選択しよう」と呼びかけているEcoffee Cupは、本体がバンブーファイバー(竹の繊維)、コーンスターチ、アミノ酸由来の樹脂などからできたコーヒーカップを展開しています。
ホットドリンクに対応した設計のホルダーやふたは、シリコーンでできており温かい飲み物も持ち運びが可能! 一年を通して使うことができます。
また、鮮やかなカラーやクラシカルな模様、さらに画家やデザイナーのデザインをモチーフに作られたその豊富な種類も魅力的。お気に入りのカップを持ち歩けば、気分が上がること間違いなしです。
価格:各2,530円
カトラリーセット/mana. ORGANIC LIVING
防腐剤・防カビ剤・防虫剤などを一切使用せず、天然素材の特質を生かした竹100%のカトラリーセット。
一本一本丁寧に手作りされており、オリーブオイルコーティングが施されているので、丈夫で長く使うことができます。
便利な5点セットは持ち歩きにぴったり。カバンに常備しておくといいかもしれません。
価格:1,760円
BambooRoll/BambooRoll
日用品にバンブーアイテムを取り入れてみるなんていかがでしょうか。こちらは原材料に竹100%を使用したトイレットペーパー。
製造工程でも電力は全て二酸化炭素を発生させない水力発電を採用し、水を無駄に使用しないため無漂白にするなど環境へとことんこだわってつくられています。
資源の節約を考え、日本で販売されている多くのトイレットペーパーより横幅が1cm程度小さめに作られていますが、枚数は丈夫な3枚重ね。また、シートごとにしっかりとミシン目が入っているので、使用シート数が確認しやすいのもポイントです。
価格:定期便1,800円、お試し1回1,980円 ※送料別
ウールも洗える 竹の洗濯水 オーガニックコットン/PRISTINE
続いて紹介するのは、竹からできた洗濯水。
オーガニックコットンはもちろんウールやヤク、カシミヤなどの動物性繊維や麻といった天然繊維も洗える万能な洗浄剤です。
合成界面活性剤を使わず、天然の竹から抽出したミネラル水を使用しているので、優しい洗浄力で繊維を傷めず洗うことができます。
服を大事に洗うことも持続可能な社会にとって大事なことの一つです。
価格:本体1,628円、詰め替え用2,970円
オーガニック竹歯ブラシ(ふつう・やわらかめ)/MiYO Organic(ミヨ オーガニック)
ホテルに泊まった時に、使い捨てになるアメニティを見たことがきっかけで生まれたという「MiYO Organic」の竹歯ブラシ。柄の素材に竹を使用することで、プラスチックごみの80%を削減しているのだとか。
また、日本人の口腔サイズに合わせた小さめのヘッドを採用しているので、奥歯まで磨きやすいのがポイント。
「やわらかめ」と「ふつう」の2種類があり、miniサイズも展開されているので、自分の好みや用途に合わせて選ぶことができますよ。
価格:319円
竹はサステナブルな素材のひとつ
今回はおすすめのバンブーアイテムを紹介しました。
多くの水を使わずに成長し、その丈夫さや特性から長く、万能に使える竹は今後も注目したい素材のひとつ。
ぜひ身近なところから取り入れてみてはいかがでしょうか。
(写真・文:杉田穂南/マイナビウーマン編集部)
※この記事は2022年02月04日に公開されたものです