マウントをとる会話とは? マウントの種類や例文・とられた時の対処法
会話でマウントをとられていると感じた時の対処法
自分が会話でマウントをとらないように気をつけていても、相手からマウントを取られてしまうこともあります。
そこで、最後に相手から会話でマウントをとられた時の対処法を紹介するので、ぜひ役立ててくださいね。
(1)相手の意見や言葉を流す
マウントをとる会話や話題は、優位に立ちたいという理由や意味しかなく、その話題を広げても自分にとって得をすることはありません。
言葉の意味をそのまま受け取ったり、真面目に考えたりすると、会話が楽しくないどころか精神的に追い詰められてしまうことも。
そのため、まずは相手の意見や発言をまともに受け取らないことが大切です。
「変なこと言っているな」「参考にならないな」と、適当に受け流してしまいましょう。
(2)とりあえず褒めておく
自分が相手よりも優れていることを示したいのが、マウントをとりたい人の根本的な欲求です。
そこで、「すごいですね」「さすがです」と、あえて褒めることで気持ち良くさせ、会話を早々に打ち切ってしまうことも有効です。
ただし、褒める時に自分の気持を込めてしまうと、反対に自分のことを卑下しているような感覚になり、落ち込んでしまう原因にもなります。
相手の気持ちや言動をコントロールするためという意識を持ちながら、あまり気持ちを込めすぎずに褒め言葉をかけることをおすすめします。
(3)嫌だという気持ちを伝える
マウントをとってくる相手と自分との距離が近くない場合はスルーすることもできるでしょう。
ただし、マウントをとってくるのが友人やパートナーの場合、マウントをとること以外にはマイナス面がなく、今後も関係を続けたいのに……と思うこともありますよね。
このような場合は、マウントの会話内容ではなく、マウントをとることに対して「嫌だ」「やめてほしい」と伝えましょう。
無意識に会話の中でマウントをとっている人も多いため、きちんと言葉遣いや発言の内容を指摘すれば、それからはマウントをとらないように気をつけてくれるはず。
ただ、意図的にマウントをとっている場合など、気持ちを伝えても変わらない場合もあるため、自分の気持を伝える時には、その人との関係を解消することも考えておきましょう。
(4)SNSなどでは無視する
SNSの中でも、自分の発言や投稿に対して、見ず知らずの人がマウントをとってくることがありますよね。
このような発言は自分の気持ちや心にマイナスなことはあっても、仕事や趣味などで役立つことはほとんどありません。
また、反論しても再びマウントをとる発言をしてくるため、明確な間違いや矛盾を指摘しても相手は気にしないでしょう。
そのため、SNSなどでマウントをとってくる発言は全てスルーするようにして、さらにブロックするなど、これらの投稿を見られないような対処をしましょう。
マウントをとる会話をしないように気をつけよう!
会話の中でマウントをとる行為は自分をよく見せたいという気持ちの表れであり、自然にしてしまう行為です。
しかし、マウントをとられた側にとっては不愉快なだけでなく、その人に対する印象も悪くなってしまいますよね。
今回はマウントの種類と、とられた時の対処法について解説しましたが、自分も無意識でマウントをとる会話をしていないか、きちんと考えながら発言をするように心がけましょう。
(kirara)
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※この記事は2022年01月21日に公開されたものです