お香とは? 種類や効果・使い方・注意点が丸わかり【完全マニュアル】
お香の種類
一口にお香といっても様々な種類があります。種類によってお香の焚き方が変わってくるので、まずはどんなタイプのお香があるのかを把握していきましょう。
(1)スティック型
細長い棒のような形でできたスティック型のお香は、最もオーソドックスな種類です。線香として使われる場合もこの形なので、最もなじみのあるタイプでしょう。
燃焼時間は長さに比例していて、長いほど長時間香りを楽しめるのが特徴です。短時間で楽しみたい時は折って燃焼時間を調整することもできます。
また、燃えている面積が常に一定なので、均等に香りを広げることができるのもポイント。強い香りが得意でない人にもおすすめのタイプです。
(2)コーン型
円錐の形になっているタイプで、見た目がコーンに見えることからコーン型と呼ばれています。先端部分に火をつけて香りを楽しみますが、徐々に燃える面積が大きくなるので、それに伴って香りが強くなっていきます。
短時間でしっかり香りを楽しみたい時に適しているでしょう。
また、灰になった部分はそのまま真下に落ちてくれるので、散らばることがなく、片づけに手間がかかりません。サクッと手軽に楽しめるのがメリットでしょう。
(3)紙型
紙に香りをしみこませたタイプも販売されています。最近は手軽に香りを楽しむことの需要も増え、このようなタイプも多く存在するようになりました。
紙に火をつけて香りを楽しむ使い方で、ふんわりと香りが広がるのが特徴です。燃えやすい素材であるため、すぐに香りを楽しめるのもポイント。
火を使わずに、本や手帳に挟んでほのかに香りを楽しむのもおすすめです。
(4)渦巻き型
蚊取り線香のような形でくるっと渦巻型になっているタイプのお香です。長さがあるので、燃えている時間が長くゆっくりと香りの広がりを楽しめます。
スティック型と同じように、好きな部分で折れば燃焼時間を調整できるので、自由に楽しめるのが特徴です。
スティック型の燃焼時間が大体20分程度のところ、渦巻き型は2時間ほど燃焼するものも。広い部屋でも香りを広げてくれるのがポイントです。
(5)香炭
香炭はお香と一緒に使う炭のことをいいます。炭に火をつけて、その熱を利用してお香を燃焼します。直接お香に火をつけないので、煙や火を心配する必要がありません。
香炭を使うことで、香りを長く楽しめるのもメリットです。ゆっくり香りを楽しみたい方におすすめのアイテムです。

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