お香の消臭効果にはどんなものがある? お香の残り香を消す方法も紹介
お香には一定の消臭効果があり、お部屋のさまざまなにおい悩みを解決してくれます。一方で、お香を焚き終わった後の「残り香」と呼ばれる香りが苦手な方もいるのでは? 今回はお香自体のにおいの消臭方法を紹介します。
普段過ごす部屋にはいろいろなにおいの悩みがありますよね。梅雨の時期の湿気くささや汗のにおいなど、生活していたらどうしても染み付いてしまうものがあります。
今回はお香の消臭効果と、お香の「残り香」の消し方を紹介します。
お香の消臭効果とは?
種類によってお香は、高い消臭効果を誇るものがあります。汗のにおい用やペット用の消臭お香も販売されています。
お香の原料は香木なので、部屋に充満する生活のにおいや、梅雨のジメジメした時期の湿気のにおい消しなどに効果的だといわれています。
無臭のお香なども販売されており、生活の中で消したいにおいの対策に用いられることも多いです。
お香自体の匂いを消す方法は?
上記ではお香の消臭効果について解説しましたが、逆にお香自体のにおいの消臭方法はあるのでしょうか?
お香は「良い香り」のものとして使われていますが、長時間焚き続けてしまうと部屋ににおいが付いてしまうこともあります。
友人などを家に招いた時に「お香くさい」と思われたくないですよね。そこでここでは、お香自体のにおいを消す方法を解説します。
「残り香」って?
「残り香」には「人が立ち去った後に残るにおい」という意味があります。
お香でも同じような意味合いで使われており、お香を焚いた後に部屋に残ってしまうにおいを指します。
残り香を楽しむ方法もありますが、お部屋ににおいが残ってしまって「衣服などに付いてしまうと困る!」という方もいますよね。焚き終わってからの残り香を消すにはどのような方法があるのでしょうか。
お香の匂いの元を探す
焚いた後の残り香は、残り香のにおいの元を処理することで消すことができます。においの元と考えられるのは大きく分けて2つあり、お香の「粉末」と「煙」です。
粉末はお香を焚いた場所の近くに散乱している可能性があるので、後始末をしっかり行うことが大切です。煙は壁や天井などに付いてしまうとなかなか取れないので何か策を講じる必要があります。
お香の残り香の消臭方法4選
続いて、具体的な残り香の消臭方法を大きく3つ紹介します。
粉末は掃除機で吸引
においの一番の原因として考えられるのは、お香を焚いた後に残る粉末です。細かく、風に乗ってしまうと散乱してしまうので後始末が難しいです。
対策としては、お香を焚いた場所付近やにおいの元と考えられる場所に掃除機をかけることが挙げられます。特に細かい粉塵も吸引することができるサイクロン式の掃除機がおすすめです。
掃除機から噴出される空気に香料が含まれていることもありますので、こまめに換気をすることもにおいをなくすポイントの1つです。
充満した煙には消臭剤を使う
粉末よりも対策が面倒なのが、煙の消臭です。部屋の壁や天井、カーテンに煙のにおいが付いてしまうとなかなか取れません。
付着したにおいの対策はタバコのにおいの消臭方法と同じで、消臭剤を噴霧することです。お香のにおいに効果的な消臭剤なども販売されているので、ぜひ探してみてくださいね。
においの元に消臭シートを置く
消臭専用のシートもあります。においが付着してしまった部分に消臭シートを貼ったり、置いたりするだけなので使用方法はとても簡単です。
24時間経過後に剥がすだけで、なかなか取れないにおいを徐々に消すことができます。
残り香のないお香を選ぶ
そもそも残り香が出ないように作られているお香を選ぶのも、対策方法の1つです。
残り香の後処理が面倒な方は、無香タイプや残り香が出ないタイプを選ぶのも良いかもしれません。
お香の消臭効果とにおいの消し方を知ろう
「お香」はかなり前から消臭効果を目的に使用されてきたもので、お部屋の消臭やリラックス効果にも期待ができます。
また、お香を焚いた後に残る香りが苦手な方は、お香の消臭方法を知ることで解決できますよ。
ぜひいろいろなお香を試してみてくださいね。
(aoi okamoto)
※画像はイメージです
※この記事は2021年11月30日に公開されたものです