アッサムティーってどんな紅茶? 特徴やおすすめの飲み方
アッサムティーの特徴
それでは、アッサムティーの特徴について説明していきます。
アッサムティーを飲む時に、味だけでなく水色や茶葉にも注目してみると、紅茶をより楽しむことができますよ。
味の特徴
アッサムは、収穫時期によって味に違いがある紅茶です。
3つのクオリティーシーズン(良品質の茶葉がとれるピーク)がありますので、好みのアッサムを探してみましょう。
3~4月:ファーストフラッシュ(春摘み)
3~4月に収穫される紅茶で、春摘みとも呼ばれます。
水色は明るい黄金色をしていて、爽やかな味と香りを感じられます。他のシーズンに比べてやや渋みが少ないので、あっさりとした軽やかな味わいを楽しめます。ストレートで飲むのがおすすめです。
5~6月:セカンドフラッシュ(夏摘み)
5~6月に収穫されるセカンドフラッシュは、夏摘みとも呼ばれます。
「モルティーフレーバー」と呼ばれる少しスモーキーさを感じさせる香りが特徴。濃厚でコクや渋みがしっかりと感じられる味は、ミルクティーにぴったりです。
10月:オータムナル(秋摘み)
オータムナルは10月頃に収穫され、秋摘みとも呼ばれています。
秋に収穫された茶葉ならではの重厚なコクと、強めの渋みが特徴。やや黒みがかった濃い赤色の紅茶はストレートでもミルクティーでもおいしく飲むことができます。
水色(すいしょく)の特徴
アッサムの水色は、収穫により色味が変わりますが基本的には濃い赤褐色で澄んだ色をしています。
その美しい色を楽しむためには、口が広くて背が低いカップを用意し、ストレートで飲むことをおすすめします。
茶葉の特徴
アッサム茶は約90%がCTC製法、残りの約10%がオーソドックス製法で作られています。
CTC製法とは専用の機械を使った比較的新しい製法。そのCTC製法で作られたアッサム茶葉は、細かくて丸い形をしています。
CTC製法で作られたアッサム茶葉はコク・甘み・渋さが強く、深い味わいに仕上がるため、ミルクティーに最適です。