【褒め言葉一覧】女性・男性・子供・上司・後輩に使える最高の褒め言葉
褒める時の注意点
自分では褒めているつもりでも、伝え方を間違えると逆効果になることもあります。相手に喜んでもらうためにも、以下の点に注意しましょう。
(1)セクハラにならないように注意する
職場の男性から女性に、「かわいいね」「いつもきれいだよね」などと言うと、関係性によっては「セクハラだ!」と感じさせてしまう恐れもあります。
相手との関係性や相手の性格に気をつけましょう。
(2)人を引き合いに出さない
「○○さんと同期とは思えないほど仕事ができますよね」など、誰かを下げる言い方は気持ちが良くないもの。
「どうしたら○○さんのように仕事ができるようになるんですか?」など、自分が教えを乞うような褒め方がおすすめです。
(3)上から評価するような言葉に気をつける
「成長したよね」「できる子だよね」「なかなかのできだね」
これらは尊敬している上司からであればまだセーフかもしれませんが、関係性によっては上から目線に感じ、良い気分にならない場合もあるので気をつけましょう。
(4)お世辞は言わない
褒める内容は、本当に思っていることを伝えましょう。
ごますりは相手に伝わるものです。
「ごまをすっているな」と思われると信頼関係にも影響するので、心を込めた褒め言葉が大事です。
喜ばれる褒め方のポイント
次に、相手に喜んでもらうための褒め方のポイントを紹介します。
(1)見た目より性格や内面を褒めるようにする
外見を褒めることが悪いわけではありませんが、パッと見て分かる部分を褒めるより、じっくりとその人と向き合わないと分からないような性格や内面を褒められると「この人は自分のことをしっかりと見てくれている」と感じてうれしくなります。
(2)人が気づかない過程の部分を褒める
仕事の結果や見た目など、分かりやすいところを褒めてくれる人は多くても、他人からは見えにくい部分を褒めてくれる人は少ないもの。
コツコツ努力していること、地道に陰でやっていることに気づいてくれる人がいると、褒められた側は励みになります。
(3)具体的に褒める
「○○の色選びが私には思いつかない素敵なセンス!」「○○が今までにない発想だね」など。
何について褒めているのか、具体的な言葉にするとより伝わりやすくなります。
(4)相手が新しい行動をした時に褒める
新しいことをするのは、本人も不安だったりします。
チャレンジしている姿勢を褒めることで、本人の「よし! やるぞ」という気持ちも強化されます。
(5)本人がいないところで褒める
直接褒め言葉を聞くより、第三者から人づてに褒め言葉を聞くと「本当にそう思っているんだな」と思うものです。
自分のいないところでも良い評判を立ててくれていることに、信頼を感じるしょう。
褒め上手は人間関係もうまくいく
筆者の周りの褒め上手な人に褒め方のコツを聞くと「人の良いところを意識してみること」と教えてくれました。
相手を好意的に見ることで「より積極的に関わろう」と、自分の気持ちも変わります。
相手だけでなく自分にとっても良いことがたくさんある素敵なコミュニケーション、「褒め」を磨いていきましょう。
(三上ナナエ)
※画像はイメージです
※この記事は2021年11月05日に公開されたものです