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シンパシーの意味とは? エンパシーとの違いや類語・対義語

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「シンパシー」の対義語(例文つき)

次に、「シンパシー」の対義語を紹介します。

「反感」

「相手に不快を感じたり、逆らったりする気持ち」を意味します。

例文

・彼は、幼い頃から父親に反感を持つことが多かった。

「違和感」

「周囲と調和が取れていない感じ。しっくりしない感じ」を意味します。

例文

・あなたがいくら説得しようとしても、私には違和感しかありません。

「シンパシー」は共感性の高い日本人になじみが深い言葉

英語では「sympathy」をネガティブな場面でしか使わないのに対し、日本語では「シンパシー」をポジティブ・ネガティブ両面で使うことを解説しました。

古くから他者への共感を持つ機会が多い、日本人ならではの用法が広まったといえるのかもしれませんね。

(前田めぐる)

※画像はイメージです

※この記事は2021年11月02日に公開されたものです

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師) (ライティングコーチ・文章術講師)

コピーライターとして長年「ことば」に関わってきた経験値を元にまとめた「ほどよい敬語」(https://ameblo.jp/comkeigo/)が好評。過剰さや不適切さを排し、明快に説く内容は「違和感の理由がわかりスッキリした」と質問サイトなどでたびたび引用される。

自治体・団体・医療機関向けSNS活用、文章術研修の講師でもある。

著書に『この一冊で面白いほど人が集まるSNS文章術』(青春出版社)『前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?』(日本経済新聞出版社)『ソーシャルメディアで伝わる文章術』(秀和システム)など。公益社団法人日本広報協会アドバイザー。

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