ファスティングのやり方とは? おすすめスケジュールや食べていい物を解説
ファスティングを行う時の注意点
最後に、ファスティングを行う時の注意点を聞きました。
(1)体調が悪くなったら無理せず中止する
読者の皆さんに伝えておきたいのが、ファスティングで体調が悪くなったら無理せず中止してほしいこと。
具体的には、あまりにもフラフラするなど、貧血のような症状が現れたら中止してください。
そのとおり。また、ファスティング期間中は塩分の摂取量が減るので、頭痛が起こることがあります。
この場合、具なしのお味噌汁などを飲んで対処するのを個人的にはおすすめしています。
ファスティング中は便の量が減る人も多いです。逆にドバーっと出る人もいますが、やっぱりそこは個人差がありますね。回復食が終わったら便の量は自然と元に戻る場合が多いでしょう。
ファスティングを行うと、初めのうちはこうした頭痛や便秘などの体調の変化を感じます。そのため頭痛や便の量が減る、水っぽいなどの症状が起こっても過度に慌てふためく必要はありません。
とはいえ、「これはおかしい」と心配になったら安易に判断せず、ファスティングを中止して専門医に相談してくださいね。
(2)ファスティング中はなるべく体を温める
次に意識してほしいのが、体を温めること。ファスティング期間中は体が省エネモードになっているので、冷えやすいんです。
しっかり湯船につかったり、白湯を飲んだりして体を温めてあげましょう。あとは、ウォーキングなどの軽い運動を行うのもおすすめです。
(3)妊娠中や生理中はファスティングを行わない
ファスティングにはやり方がたくさんあって、本当はその人の体調や体質を見ながら進めていくべきものなんです。今回は一般的なやり方を紹介しましたが、それが合わない人も当然います。
中には、ファスティングを行わない方が良い人もいるんですよ。
妊娠中や授乳中の人、また生理中の人は、貧血などが起こりやすいのでファスティングを避けた方が良いでしょう。また、貧血の人もファスティングを行わないでください。
また、元々かなり痩せている人にもおすすめしません。他にも、ホルモン剤を服用している人や持病を持っている人は、医師に相談してからファスティングを行ってください。
ファスティングを行う時の注意点
・体調が悪くなったら無理せず中止する
・ファスティング中はなるべく体を温める、軽い運動も◎
・妊娠中や生理中、痩せすぎや貧血などの人はファスティングを行わない