事実婚とは? 続柄・扶養の基本とメリット・デメリット【簡単に解説】
事実婚のメリット
ここからは、事実婚のメリットについて解説していきます。
(1)姓を変えなくて良い
法律婚の場合、夫婦のどちらかが必ず姓を変えなくてはなりません。
事実婚は婚姻届を提出しないので、お互いに姓をそのまま使用することができます。
姓が変わると、免許証やパスポート、クレジットカード、スマホなど契約しているサービス全てで名義の変更手続きをする必要があります。
しかし、事実婚の場合はそれらの手続きの必要がなく、手続きの負担を大きく減らせる点が大きなメリットといえるでしょう。
(2)相手の家族と一線を引ける
婚姻届を提出すると、パートナーの親族と姻族(いんぞく)関係になります。
しかし、結婚後の親戚付き合いに悩む人も少なくありません。
一方、事実婚の場合は本人同士のパートナーシップであるため、相手の親族と姻族関係にはなりません。
パートナーとの関係を築きたいけれど、お互いの家族とは一線を引きたいと考えている人にとってはメリットといえるでしょう。