開脚の練習方法とは? 体が硬い人向けのストレッチとコツ【動画あり】
開脚の練習を行う時のポイント
今回紹介した股関節ストレッチを行えば、可動域が広がって開脚も行いやすくなるはず。ここからは、開脚の練習を行う時のポイントを解説していきます。
ポイント1.痛みがなく、心地良い程度に伸ばす
開脚ストレッチを行う時、いつも何となく自己流でやっているのですが……、「こうすれば足が広がりやすくなる!」というポイントはありますか?
そうですね……、まず意識してほしいのが、体の力を抜くこと。筋肉は力が抜けた時に柔らかくなるので、全身の力を抜くことを意識しましょう。
「早く柔らかくなりたい!」と思って、痛みを感じるまでストレッチしていませんか? 痛みを感じると筋肉は収縮するので、効果が半減してしまうんです。
えっ! ストレッチは痛くないと効果が出ないんだと思っていました。
痛みがないと効いている感覚が分からなくて不安ですよね。でも、「痛みがある」ということは、自分が伸ばせる範囲を超えてしまっているということ。
この状態で毎日頑張っても体に力が入ってなかなか可動域が広がらない他、けがや痛みにつながる可能性もあります。「気持ち良い程度」で行うのがポイントです。
開脚を行う時は「もっと伸ばせるよ!!」って声を掛けてくるドSトレーナーを脳内に召喚させていたのですが、逆効果だったんですね。
誰ですかそれ(笑)! 今すぐにやめてください。
ポイント2.お風呂上りや運動後に行う
今日からはもっと自分に優しく開脚ストレッチを行おうと思います。他に開脚の練習をする時のコツはありますか?
あとは、開脚ストレッチはお風呂上りや運動後に行うのがおすすめです。体が温まっている時に行うと可動域が広がりやすくなりますよ。
ポイント3.開脚は2~30秒間掛けて行う
ちなみに、いつも1分間くらい掛けてゆっくり開脚を行っていたのですが、開脚はどのくらいの時間行えば効果的なんでしょうか?
1分間も!! えらいですね。長くやりすぎがダメというわけではないのですが……、時間を掛けて行うと途中で力が入ったり痛みを感じたりしやすくなるので注意してください。
開脚は、2~30秒間掛けて行えば十分です。
2~30秒間で良いんですね!
はい。1回に長時間掛けて頑張りすぎるよりも、短時間でも習慣づけて行うことの方が大切ですよ!
開脚の練習を行う時のポイント
・痛みを感じたらそこでストップ! 「気持ち良い程度」を目安に行う
・開脚は2~30秒間掛けて行う