パフの洗い方とは? 家にある物でできる簡単お手入れ方法(写真付き)
毎日のメイクで使うパフ。汚れが気になりつつも、何となくそのまま使っていませんか? 今回は、家にある物を使った簡単なパフの洗い方を紹介します。汚れたパフをそのまま使い続けると、肌荒れの原因になる可能性も。本記事を参考に、パフを洗ってみてくださいね。
毎日のメイクで使うパフ。何となく汚れが気になっているものの、洗うタイミングが分からずそのまま使っていませんか?
汚れたパフはメイクのつきも悪くなりますし、何と言っても不衛生。定期的に洗ってあげると、いつでもきれいな状態でメイクの仕上がりも良くなるはずです。
今回は、家にある物で簡単にできるメイク用パフの洗い方を紹介します。
パフを洗った方が良い理由
パフを洗うタイミグに迷う人が多いのではないでしょうか。実は、パフは1回使ったらその度に洗うのが理想的なんです。
なぜパフを洗った方が良いのか、その理由を見ていきましょう。
(1)菌が繁殖しやすくなるから
パフは、メイクの時に肌へ直接触れるアイテム。使う度に、皮脂や汗、ファンデーションなどの油分が付着します。
これらを放置していると、雑菌が繁殖しやすくなり不衛生です。できれば、パフは使ったらその都度洗うことをおすすめします。
(2)汚れたパフは肌トラブルの原因になるから
汚れたパフに雑菌が繁殖すると、ニキビなどの肌トラブルを引き起こす原因になる可能性があります。
丁寧にスキンケアをしていても、汚れたパフを使っていたら台無しになってしまいます。肌トラブルを防ぐためにも、パフは清潔にしておきたいですね。
(3)ベースメイクの仕上がりが良くなるから
パフに汚れやファンデーションなどが残っていると、ベースメイクにムラができやすくなってしまいます。
常にパフを清潔に保っておくことは、ベースメイクのムラをなくし、仕上がりを良くすることにもつながりますよ。
パフを洗う時に使う洗剤の種類は?
パフは定期的に洗えば、いつでも清潔に使えます。パフを洗う時の洗剤は、家にある物でも代用できます。
パフが洗える洗剤の種類を紹介します。
(1)洗顔料・ハンドソープ・ボディソープ・固形石鹸
パフは、洗顔料やハンドソープ、ボディソープ、固形石鹸などで洗うことができます。
固形石鹸の場合には、パフをぬるま湯で濡らしてから、石鹸をこすりつけて洗いましょう。
(2)食器用洗剤
食器用洗剤でも、パフは洗えます。食器用洗剤は油分をよく落としてくれるので、パフもさっぱりと洗えますよ。
ただし筆者の経験上、仕上がりが若干ごわつく感じがする可能性も。ハンドソープや洗顔料など、他に使える洗剤があればそちらを使用した方が良いかもしれません。
(3)洗濯洗剤
パフは、中性洗剤で洗って問題ありません。衣類に使う洗濯洗剤の中でも、おしゃれ着用の洗剤は中性であることが多いです。
また、柔軟剤入りのおしゃれ着洗剤ならば、パフの肌触りをふんわりさせる効果も期待できます。
(4)クレンジングジェル・オイルなどのメイク落とし
メイク用パフは、クレンジングオイルなどのメイク落としでも洗えます。
クレンジングオイルは、メイクを落とすために作られた物。パフに付着したファンデーションなどの成分をよく落としてくれます。
(5)パフ専用洗剤
パフを洗うには、パフやスポンジ専用の洗剤を使うのももちろんおすすめです。
パフを洗うために作られたものなので、ファンデーションなどの頑固な汚れも落としやすく、パフの劣化も防ぎながら洗えるのがメリット。
パフ専用洗剤は、薬局やバラエティショップの他、100均で購入できる場合も。ぜひチェックしてみてくださいね。
簡単! パフの正しい洗い方
パフを毎日使っていると、いつの間にか汚れが蓄積して不衛生になります。ファンデーション汚れに加えて、汗や皮脂などが付着しており、使い続けると肌荒れなどの原因になる可能性も。
ファンデーションのつきが悪くなった、パフがごわついてきた、汚れが気になる、などと感じたら洗い時です。
パフは家にある物で簡単に洗えますので、ぜひきれいにしましょう。では、正しい洗い方を順を追って解説していきます。
用意する物
パフを洗うために用意する物は以下の6つです。
・汚れたパフ
・洗剤
・容器
・ぬるま湯
・タオル
・あればシリコン製のミニ洗濯板
今回は、おしゃれ着洗い用の洗剤を使って洗ってみました。その他にも、パフは家にある洗剤で洗えます。使う洗剤の種類は後述するので、併せて参考にしてください。
パフを洗う手順(写真付き)
ではさっそく手順を見ていきましょう。
STEP1:洗剤を溶かしたぬるま湯にパフを入れる
まずは、ボウルなどの容器にぬるま湯を入れ、そこに洗剤を溶かします。ぬるま湯を使うことで、汚れが落ちやすくなりますよ。洗剤液の中にパフを入れましょう。
STEP2:優しくもみ洗いする
洗剤を溶かしたぬるま湯の中で、優しくパフをもみながら洗います。必要に応じて、シリコン製のミニ洗濯板で優しくこすり洗いしましょう。
STEP3:ぬるま湯を入れ替えてしっかりすすぐ
パフがきれいになったら、汚れた洗剤液を捨てて、きれいなぬるま湯をためます。きれいなぬるま湯の中で、パフを優しくもみながらすすぎます。
何度かぬるま湯を換えて、パフに洗剤が残らないようにしっかりとすすぎましょう。
STEP4:ふわふわに仕上げるためにも水気はしっかり取る
すすぎが終わったら、両手のひらでパフを挟むようにして水気を切ります。さらに、乾いたタオルを使って水気をできるだけ取るのが、ふわふわさを取り戻すコツです。
パフの干し方
十分に水気が取れたら、洗ったパフを干します。
パフは、乾かし方次第でふわふわになります。乾かし方は、なるべく風通しが良い所で、陰干しをすることがポイントです。
日光に当てたくなりますが、パフの劣化につながる可能性も。陰干しでしっかりと中まで乾かしましょう。
このように、すっきりときれいに洗い上がりました。
パフを洗う時に知っておきたい大事なポイント
最後に、パフを洗う時に知っておきたいポイントをいくつか紹介します。
(1)汚れが気になったタイミングでパフを洗う
パフの洗い時は、汚れが気になった時です。できれば毎日洗うのが理想ですが、目安としては週に一度と捉えておくと良いでしょう。
特に夏場はパフも汗や皮脂を含んで汚れやすくなります。こまめに洗いましょう。
(2)熱湯は使わない
パフを洗う時に、熱湯は使わないようにしましょう。熱湯を使うと、パフの素材によっては劣化して固くなってしまいます。
パフを洗う時は、汚れが落ちやすいぬるま湯を使用するのがおすすめです。
(3)つけ置きはしない
メイク用のパフはつけ置きせずに、なるべく手早く洗いましょう。
というのも、パフの持ち手に使用されている接着箇所が、つけ置きすることによってはがれてしまう可能性があるから。パフの種類にもよりますが、つけ置きはしない方が無難です。
(4)強くもみすぎない
早く汚れを落としたいからと、ゴシゴシ強くもみすぎないようにしましょう。強くもみすぎると、パフを傷めてしまいます。
やさしくもみ洗いするのが鉄則です。
(5)中までしっかり乾かす
パフを洗った後は、しっかりと中まで乾かします。
特に厚みがあるパフは中まで乾きづらい可能性も。生乾きの状態だと、せっかく洗ったにも関わらず雑菌が繁殖する原因になってしまうので、注意してくださいね。
パフとあわせて、メイクブラシもお手入れしてみては? ブラシの洗い方やポイントを紹介します。
パフを定期的に洗っていつでもきれいなお化粧を!
汚れが気になるパフは、家にある物を活用すれば簡単に洗えます。汚れたパフは雑菌だらけ。こまめに洗うことが大切です。ぜひパフ洗いを習慣化してくださいね。
また、パフには寿命があるため、劣化したパフは買い替え時です。
今回は、アイシャドウ用パフを洗っている最中に、パフ部分がポロポロと崩れてダメになってしまいました。どうやら寿命だったようです。
いつでもきれいなパフで、メイクの仕上がりも美しく! を目指しましょう。
(ほし ななこ)
※一部画像はイメージです
※この記事は2021年10月06日に公開されたものです