こどもの日は何をする日? 由来や行事、お祝いの食べ物を紹介
こどもの日の食べ物
こどもの日には、食べると縁起が良いとされる物がいくつかあります。
柏餅(かしわもち)
こどもの日には、柏餅を食べて祝う風習があります。
柏の木は、新芽が出るまで葉が落ちないことから子孫繁栄を象徴し、縁起が良いとされています。こどもの日に柏餅を食べる風習は、主に関東から広まったようです。
ちまき
こどもの日には、ちまきを食べる風習もあります。ちまきは、甘味のある餅を笹や茅(ちがや)、竹の葉などで包んで蒸した和菓子で、邪気払いの意味を持ちます。
こどもの日にちまきを食べる風習は、古代中国の国王の側近で、かつ詩人でもあった「屈原(くつげん)」に由来します。屈原が政治家を失脚して入水自殺した後、彼を惜しむ人々がお供えとしてちまきを川に投げ入れましたが、その際、竜に阻まれないよう、五色の糸で結んで届けたという説話が元になっています。
こどもの日にちまきを食べる風習は、主に関西から広まったようです。
タケノコ
柏餅やちまきほど広まってはいませんが、タケノコも、こどもの日に食べると縁起が良いとされています。
タケノコは生命力が強く、成長が早い植物です。それにあやかり、「子どもたちにはすくすくと丈夫に育ってほしい」という願いを込めて、こどもの日にタケノコが食べられるようになりました。
みんなで楽しみながらこどもの日を祝おう
こどもの日は、全ての子どもの健康や幸せを願う日です。また子どもだけでなく、親に感謝する日でもあります。
老若男女関わらず、ぜひこどもの日を楽しみながらお祝いしましょう。
(シシィ)
※画像はイメージです
※この記事は2021年09月27日に公開されたものです