人を信じる方法4つ。人を信じるのが怖い原因と対処法
生きていく上で避けられない人との関わり。しかし、人を信じるのが怖くて人付き合いを難しく感じる人がいるのも事実です。そこで今回は心理カウンセラーの小日向るり子さんに、人を信じられない原因と、信じられるようになる方法を解説してもらいます。
恋人、友人、職場の同僚など、「自分の身近にいる人を信じたいのに信じられない」「人を信じるのが怖い」という思いを抱えていませんか?
かといって、常に他人と一定の距離を置くように気を張っているのもしんどいものです。
今回は、人を信じるのが怖い原因や、信じられるようになるコツをお伝えします。
目次
人は信じない方が良いの?
「自分は人を信じない。信じない方が楽だから」と言う人もいますよね。
身近な人に裏切られてつらい時に、アドバイスとして「人なんか信じちゃダメだよ」などと言ってくる人もいるかもしれません。
人を信じられずにつらい気持ちの時にそうした言葉を聞くと、そこまで割り切った考えができる人をうらやましく感じ、そう思えない自分を責め、さらに落ち込んでしまうということも。
しかし、「人を信じない」というのは強さではありません。
それは、「人を信じる」ということが難しいからと、自己防衛のために編み出した考え方の1つです。
もちろんその考えも完全に否定すべきものではありません。
しかし、人が1人では生きていけない限り、「人を信じられなくてつらい」いうのは自然な感情です。
ここからは、人を信じるのが怖い原因として考えられること、そして信じられるようになるコツをお伝えしていきます。