人を信じる方法4つ。人を信じるのが怖い原因と対処法
人を信じるのが怖い……その原因は?
人を信じるのが怖い原因は単純なものではなく、いくつもの要因が元々の性格と複雑に絡み合って形成される場合もあります。
今回は、その要因として考えられる大きなものを3つ挙げます。
(1)自分が過去に裏切られたから
例えば、「すごく信じていた恋人にひどく裏切られた」など、過去に人を信じて傷ついた場合です。
このような体験をすると、「もう二度とあのようなつらい思いをしたくない」という防衛心理が働き、人を信じることが難しくなります。
特に、元々繊細な気質を持つ人は一度の経験でもこのような状態になりやすく、立ち直るまでに時間がかかる傾向が強くなります。
(2)身近な人が過去に裏切られたから
親や兄弟など、自分の身近にいて日常生活に影響を持つ人が人間不信に陥ると、それが自身にも影響することがあります。
例えば、「親が仕事で関係者から裏切られた結果、家計が困窮した」といったことなどがそれにあたります。
幼少期から思春期という多感な時期の体験は、人格形成に大きな影響を与えます。苦悩する家族を見ていると「人を信じたら不幸になる」という価値観が生まれやすくなります。
(3)他人から刷り込まれたから
人は、自分が好感を抱いている人の言葉には共感しやすく、エスカレートすると盲目的に信じてしまう場合があります。
つまり「『人を信じてはいけない』と言っている人の言葉を信じてしまう」という矛盾した思考になることがあるのです。
特に現代はSNS等で発信することで多くの人に影響を与える、通称“インフルエンサー”の存在が、フォロワー同士の集団意識と相まってこうした思考を生むこともあります。