こなれ感のあるポニーテールのやり方とは? ポニーテールアレンジ4つ
ヘアアレンジその1.高い位置で揺れるこなれポニーテール
動くたびにふわりと揺れる姿がかわい高めのポニーテールは、髪の長さを存分に生かせるので、ロングヘアの方におすすめです。
程良くスポーティーで、動きやすく快適に過ごせるので、アウトドアシーンにもぴったり。
動きを出すことでおしゃれに仕上がるので、ポニーテールを作る前の下準備からしっかりと行いましょう。
STEP1:まずはワックスで動きを出す
最初の一手間が上手に仕上げるコツの1つ。
髪の毛を巻いてスタイリング剤をつけることで、ナチュラルなツヤと束感が出ておしゃれな仕上がりになります。
髪を程良く巻いたら、手に伸ばしたワックスを毛先の方からくしゃっと握るようになじませ動きをつけていきます。
次に真ん中、トップ、前髪と順番になじませていきましょう。
STEP2:ざっくりと1つに結んで凸凹を作る
指を立て熊の手のような形にしてざっくりと髪をまとめることで、程良く筋ができて表面が凸凹とした仕上がりに。ワックスで出した自然なツヤや束感が生きてきます。
サイドや襟足は、キュッとしっかりめにまとめてゴムで結び、最後は毛束でゴムを隠していきます。
毛束を結んだところから1束分け取って結び目に巻きつけ、毛先をゴムの中に入れ込んだら完成です。
ヘアアレンジその2.大人っぽく見せる低めポニーテール
高い位置でまとめると髪が足りなくなる、長さがないミディアムヘアやボブヘアの方は、低めの位置で作るポニーテールで上品に大人っぽく仕上げましょう。
ゆるりと顔周りに後れ毛を残すことで、短い髪の方でも地味にならずに華やかな印象になりますよ。ふんわりと柔らかな雰囲気がすてきです。
STEP1:コテやワックスで髪を整える
ふんわりと華やかな質感になるように、ポニーテールを作る前に下準備をしておきましょう。
コテで毛先を内側外側と交互にワンカールずつ、髪の表面を根元までミックス巻きにしていきます。使うコテは32mmがおすすめ。ちょうど良いカールで大人っぽい仕上がりになります。
髪を巻いた後は、ワックスを手の平に広げてワックスを全体に揉み込んでください。
STEP2:前髪を分け低い位置で結ぶ
8対2の割合でざっくりと前髪を分けたら、ゆるいベースの質感を崩さないようにしてふんわりと髪を後ろに集めましょう。
顔周りや襟足などの後れ毛を残し抜け感を作りつつ、首の付け根あたりの低めの位置で髪を結んでいきます。
STEP3:表面の毛束を引き出しスプレーを振って完成
結び目を指で押さえて崩れないように注意をしながら、表面の髪を指でつまんで10カ所ほど毛束を引き出していきます。
そうすることで凸凹が生まれ、程良く動きのあるこなれたポニーテールアレンジが完成。仕上げに差がつきます。
次に、結んだ髪から毛束を1束取り結び目に巻きつけゴムを隠していきましょう。
ふんわりとしたエアリー感をキープするため、最後にハードスプレーを髪全体に振ったら完成です。
低めのポニーテールならボブヘアの方でもできるので、今まで髪が短いからと諦めていた方にもぜひチャレンジしていただきたい髪型です。
短い髪ならではの絶妙なバランスが他にはないおしゃれな雰囲気で、ボブヘアの方でもすてき素敵にヘアスタイルを変えることができますよ。
後れ毛や落ちてくる髪は、大きめのピンやゴールドピンなどおしゃれなピンで留めてヘアスタイルのアクセントに。周りの目を引くワンランク上のスタイルに仕上げましょう。
ヘアアレンジその3.ゆるふわで可愛いくるりんぱポニー
くるりんぱを組み合わせることで、簡単なのに凝った風のアレンジが完成。
後ろ姿まで抜かりなくかわいらしく上品で、パーティーなどお呼ばれの時にも重宝しますよ。
くるりんぱは、結んだところに毛束を通すだけでとっても簡単にできるので、ヘアアレンジに慣れていない方にもおすすめの髪型です。
くるりんぱを2回行う「Wくるりんぱ」なら、一気に上級者のようなヘアスタイルに。
前から見るとすっきり大人っぽいのに、後ろ姿は華やか。そんな、360度どこから見てもすてきな印象を与えられます。
一見手の込んだアレンジに見えますが短い時間でさっと簡単にできるので、不器用でアレンジに苦手意識を感じていた方も、ぜひ気軽に挑戦してみてください。
Wくるりんぱのやり方
まず耳上の髪をまとめてハーフアップにし、毛束をハーフアップの隙間に上から入れ込みくるりんぱをします。
残りの髪を1つにまとめて、最初に作ったハーフアップくるりんぱの真下で結び、くるりんぱします。
この時、ハーフアップと1つ結びの距離を近づけることがおしゃれに仕上げるポイント。複雑に見えワンランク上のこなれた印象が作れるんです。
もみあげの後れ毛は少し残しておきましょう。
ヘアアレンジその4.後れ毛がおしゃれな三つ編みポニー
ポニーテールと三つ編みを組み合わせたヘアアレンジは、キュッとまとまったアクティブな印象です。
髪が邪魔にならず快適に過ごせるので、普段のお出かけにはもちろん、アウトドアやスポーツを楽しみたい時にもおすすめです。
カジュアルながらも脱力しすぎず程良く華やかで、きちんとした印象もキープできますよ。
STEP1:髪を1つに結び毛先を三つ編みにしていく
アレンジを始める前に、まずはコテで髪全体をミックス巻きにしていきます。そうすることでふんわりとしたシルエットに仕上がりになります。
巻き髪を作ったら黒のゴムで1つに結び、ポニーテールを作ります。
そこから程良くカジュアル感が出るよう、きつく編みすぎないよう、ゆるめに毛束を三つ編みにしていきましょう。
毛先まで三つ編みを編んだら、黒ゴムできっちりと結んでください。
STEP2:三つ編みを軽くほぐす
毛先を片方の手で持ちながら、指先を使って三つ編みの毛束を少しずつ引き出し、軽くほぐしていきましょう。
根元と毛先のゴムの上から、カラーゴムやアクセサリーのついたゴムを結んでもすてきな仕上がりになります。
その日の気分やコーディネートに合わせて、幅広くヘアスタイルのおしゃれを楽しんでくださいね。
STEP3:顔周りの後毛と前髪を巻く
最後に細めのコテを使って前髪と顔周りの後れ毛を巻いていきます。
前髪の両端は外巻きにカールさせ、その他の部分は毛先を中心に巻きすぎないよう軽くカールしていきましょう。
前髪や後れ毛を巻くことで、動きやニュアンス感が加わり、アクティブでおしゃれな雰囲気がさらに引き出されます。
おしゃれなポニーテールで気軽に印象チェンジを楽しもう
シンプルなポニーテールは、油断するとマンネリしやすいヘアアレンジ。ですがアレンジ前の準備や少しのコツで格段とおしゃれに仕上がります。
アレンジ前のスタイリングなど上手に仕上げるポイントをしっかりと押さえておいて、いつものポニーテールからアップグレードさせましょう。
コテやスタイリング剤などの道具やアクセサリーを工夫することで、また違った雰囲気を楽しむことができるので、ぜひあなたにぴったりのものを見つけてみてください。
さらに、結ぶ位置によって簡単に印象が変えられるところもポニーテールの魅力の1つです。
高めのポニーテールは揺れ感がかわいく、アウトドアにもぴったりなスタイル。低めの位置で結ぶローポニーは大人っぽく上品な仕上がりで、ボブやミディアムなど髪が短い方でも挑戦できます。
くるりんぱや三つ編みなど他のアレンジとも組み合わせると、各段におしゃれになりますよ。
紹介した手順や上手に仕上げるポイントを参考に、普段のアレンジにポニーテール取り入れて、気軽におしゃれなヘアスタイルを楽しんでくださいね。
(文:kido airi/写真:ALBUM新宿店店長 渡辺雄也)
※この記事は2021年08月31日に公開されたものです