「量産型ヲタク」の意味とは? 服装や髪型の特徴も解説
「量産型ヲタク」の服装・髪型などの特徴
アイドルや2.5次元舞台のファンの間で流行っており、同じようなファッションをしているヲタクを指す「量産型ヲタク」という言葉。
意味や由来はこれまで述べた通りですが、実際にどのような人たちが「量産型ヲタク」と言われているのか、具体的な見た目や性質がよく分からないという人もいるでしょう。
そこでここからは、「量産型ヲタク」の服装やメイク、髪型の特徴などを詳しく解説します。
(1)ガーリーな服装をしている
「量産型ヲタク」の見た目の特徴として、「ゆるふわ系」や「姫系」と呼ばれるかわいさと、上品さを兼ね備えたガーリーな服装が挙げられます。
例えば、ピンクのリボンを身にまとっていたり、フリルをあしらったワンピースを着たりする人が多く、フェミニン要素が強めの服装が好まれています。
定番ブランドとしては「Ank Rouge(アンクルージュ)」、「evelyn(エブリン)」、「SAMANTHA VEGA(サマンサベガ)」などが知られており、ライブやイベント会場にはこれらの洋服に身を包んだ女子がたくさんいます。
(2)メイクは男性ウケを意識
「量産型ヲタク」たちは、メイクにもかなりのこだわりを持っているもの。
基本的には推しである男性アイドルなどを意識して「男性ウケが良いメイク」をしているのが大きな特徴ですが、部位ごとのポイントがいくつかあるため、1つひとつ確認してみましょう。
ベースメイクの特徴
肌を美しく見せるのに欠かせないベースメイクは、メイクの完成度を高める上でとても大切な土台となります。
「量産型ヲタク」は、男性が触れたくなるようなふんわりとした肌に仕上げているのが大きな特徴。
マットな質感のファンデーションではかなげな雰囲気をアピールしたり、真っ白なマシュマロ肌に仕上げたりする人が多い傾向があります。
また、ライブなどで汗をかいても崩れないように皮脂崩れ防止タイプのものを使っているのも特徴の1つで、いつ推しに会っても良いように鉄壁のベースメイクを施している人が多いです。
アイメイクの特徴
量産型ヲタクのメイクで大きなポイントとなるのが、ピンク系でかわいらしい目元です。
コーラルピンクやラベンダー系のアイシャドウが人気で、うるんだ瞳をつくるために涙袋のラインを書いている人も少なくはありません。
また、垂れ目風にアイラインを引いたり、繊維入りのロングタイプのマスカラでパッチリとした目にしているのも特徴の1つ。
基本的に遠くにいる推しにも見えるように、濃いめのアイメイクにしている人が多い印象です。
なお、これらのアイメイクとカラコンを併用する方法も人気で、自然に盛ることができるブラウンのカラコンが「量産型ヲタク」の定番となっています。
チーク・リップの特徴
男性ウケを狙う「量産型ヲタク」のメイクは、チークやリップにも基本的にピンク系が使われています。
チークはあどけなくかわいらしい雰囲気を出せる、肌なじみの良いピンク色が人気。アイメイクが濃い分チークで濃淡を調節する人も多いです。
また、メリハリのある顔立ちや小顔に見せるために、シェーディングやハイライトを入れる人も少なくはありませんよ。
リップは赤すぎたり濃すぎたりすると男性ウケが悪いため、ツヤ感重視なピンクベージュ系を使ったり、かわいさが出るラメ入りのものを選んだりする人が多いです。
(3)髪型は前髪ありで王道ゆるふわカール
「量産型ヲタク」は、髪型においてもガーリーさを強く意識しており、甘くてキュートなヘアスタイルを好む人が多いです。
前髪はカールをつけた重ためのスタイルが主流で、ヘアスタイルの中で特に力を入れているという人も少なくはありません。
また、女性らしい雰囲気を作るために、コテを使って全体をゆるく巻いているのも特徴の1つ。リボンやレースのヘアアクセサリーや編み込みなどでかわいらしい印象に仕上げている人も多いです。
(4)うちわなどのグッズを身につけている
「量産型ヲタク」の特徴として挙げられるのは、服装やメイクだけではありません。
応援対象となるアイドルの顔写真や名前などをプリントしたうちわ、イニシャルチャームなどの定番アイテムも、「量産型ヲタク」のトレードマークの1つ。
また、かばんに関しても「JILL by JILLSTUART(ジルバイジルスチュアート)」などをはじめとするいくつかの定番ブランドがあり、このような応援グッズがしっかり入る容量のバッグが人気を集めています。
意味や特徴などを正しく理解しよう
「量産型ヲタク」は、女子高生など若い世代の女子の間ではやっている言葉ですが、具体的な意味やどんな人たちを指す言葉かが分からないという人もいるでしょう。
しかし、一度意味や由来を知ってしまえば、「量産型ヲタク」を正確に理解することはそこまで難しくありません。
「量産型ヲタク」の具体的な服装・髪型などの特徴も併せて確認しておき、正しく把握できるようにしておきましょう。
(Sai)
※画像はイメージです
※この記事は2021年08月27日に公開されたものです