お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

エクセルで足し算をする方法は? 計算の基礎や関数を使った応用術

aoi okamoto

足し算の応用術

これまでは足し算方法の基礎部分を紹介しましたが、応用術も解説していきます。

特定のセルを固定して計算する方法

ここでは、セル番地を固定する方法を解説します。足し算で「△+○」の合計値を出す際に、複数の足し算を△部分を固定したまま計算していきたい時の方法です。

例えばB4の大元のセル(△)だけ固定して、そこに足す数値が入力されているセル(○)だけ変えていきたい時は「$(ドル記号)」を用います。数式例は次のようになります。

=$B$4+D4

上記のように固定したいセルのアルファベットと数字の前にそれぞれ$を入力してください。その上でD4の例をいれた部分(△)に固定のセルの数値と足したいセル番地をそれぞれ入れていきましょう。

こうすることで、B4のセルを固定したまま足し算ができます。

別のシートにある数値を足し算する方法

エクセルは複数のシートを作成できますが、もし別シート上の数値を使って計算したい場合はどのように入力すれば良いのでしょうか。

別シートの数値を用いる時は「!(エクスクラメーションマーク)」を使いましょう。シート名とそのシート内のセル番地を「!」で挟むことで、別シート上にある数値も足し算することができます。数式例は以下のとおりです。

=Sheet1!C3+Sheet2!C5

上記の数式で、Sheet1のC3とSheet2のC5を足すことができます。

より複雑な業務になってくると別シートをまたぐ計算も増えてくるので、押さえておきたいポイントです。

次ページ:足し算以外にも覚えておきたい四則演算

SHARE