お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【時候の挨拶】9月に使える挨拶言葉は? 書き方や文例を紹介

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

仕事で案内状などの文面を作成する時、プライベートでかしこまった手紙を書く時など、どう書き始めたらいいか悩みませんか? そこで便利なのが「時候の挨拶」。今回はライティングコーチの前田めぐるさんに、9月の時候の挨拶を教えてもらいました。

残暑見舞いの季節も過ぎたとはいえ、暑さがまだ残っている9月。それでも、朝夕はしのぎやすくなり、時折感じる涼風に秋の訪れを感じます。

暑さが少しずつ遠のいていくことにホッとしつつも、行く夏が惜しまれるかのよう。

一方で、実りの秋、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋……とさまざまに形容される秋は、それだけ楽しみも多いということ。

秋の夜長、そんな楽しみな景色を言葉でつづり、「手紙の秋」としてはいかがでしょう。

時候の挨拶とは?

時候の挨拶とは、季節や月の気候・行事を踏まえた挨拶で、手紙やメールの初めの部分に書く言葉や文章を指します。

「新秋の候」のように、「熟語などの一語」+「候」という形もあれば、「秋日和が続く頃」のように、文として書く形もあります。

ビジネスシーンやプライベートでは、書面や手紙での連絡、改まったメールの冒頭部分において使われます。

次ページ:9月の「時候の挨拶」

SHARE