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エクセルで日付を表示させる便利な方法は? 自動更新・表示形式を変更するやり方

上色ゆるり

1カ月の日付を自動更新する方法

シフト表やカレンダーをエクセルで作る場合、毎月30日分、31日分の日付を入力するのは大変ですよね。そのような時に便利なのが、「DATE関数」です。

一度設定すれば、一部のセルの内容を変更するだけで、1カ月分の日付をまとめて変更できます。作業の時間短縮につながるので、ぜひやり方を覚えておきましょう。

(1)1カ月の日付を表示するセルとは別のセルに、年と月を入力します。年と月は、それぞれ別のセルに入力します。

(2)1カ月の日付を表示するセルの一番上を選択し、「=DATE()」と入力します。

(3)括弧の中にカーソルを置き、(1)で入力した「年」のセルをクリックします。すると、「年」を表示しているセルの数値が、括弧の中に自動で表示されます。

(4)「,(半角カンマ)」を入力し、(1)で入力した「月」のセルをクリックします。すると、「月」を表示しているセルの数値が、自動で表示されます。

(5)続いて「,1」と半角で入力します。この「1」とは、1日が最初に表示されるよう指示するための数値です。このように入力することで、「2021/1/1」「2021/2/1」というように、1日が一番初めに表示されるようになります。

(6)Enterキーを押すと、(1)で入力した日付が表示されます。

(7)すぐ下のセルをクリックし、「=A2+1」と半角で入力します。この「A2」とは、1つ上のセルのことで、クリックして自動で表示させることもできます。

「+1」とは、「1日プラスする」という意味です。つまり「=A2+1」とは、「A2のセルの1日後を表示する」ことを指しています。

(8)Enterキーを押すと、(6)のセルの1日後が表示されます。

(9)オートフィル機能を使って、1カ月の日付を表示させます。以上で完成です。

こちらの表は、「年」「月」のセルを変更するだけで、1カ月分の日付が自動で変更されます。例えば下の画像のように、「月」のセルに「2月」と入力すると、2月の日付が表示されます。

次ページ:日付の自動表示を使った応用テクニックを紹介

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