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「むべなるかな」とは? 意味や語源、使い方を解説(例文つき)

Sai

「むべなるかな」の類語は?

「むべなるかな」には、状況や場面によって言い換えをすることができる類語がいくつかあります。

知っておくと日常生活などで役に立つ場合が多いため、代表的なものを確認しておきましょう。

「道理千万」

「道理千万」は「どうりせんばん」と読み、よく道理にかなっているさまを表す四字熟語です。

「当然だ」とか「当たり前だ」というニュアンスを含むため、「むべなるかな」の言い換え表現として使用することが可能です。

例えば、「彼女のスタイルや華やかさを考えれば、モデルをやっているのも道理千万だ」とか、「あれほど急な坂ならほとんどの人が登れないのは道理千万だ」などという使い方をします。

「至極真っ当」

「至極真っ当」は「当たり前の」や「常識的な」という意味で、読み方は「しごくまっとう」です。

「至極」はこの上ないという程度、「真っ当」は正しいことを表しており、この上なく正しい様子を示したり物事の正当性を述べたりする時に使われます。

具体的には、「我々のやり方は至極真っ当だ」とか「至極真っ当な考え方をする必要がある」などのように使用することができます。

「無理もない」

「無理もない」は、「当然のことだ」「もっともだ」という意味の慣用句です。

物事を考慮するにあたって十分な理由がある時などに使う表現で、日常生活で見聞きしたことがあるという人も多いでしょう。

「〜するのも無理はない」や「〜するのは無理もない」の形で使用するのが一般的で、「むべなるかな」が感心や納得できる物事に対して使う言葉である一方、どちらかというとマイナスな出来事に対して使われることが多い言葉です。

例えば、「勉強していなかったのだから0点を取るのも無理はない」とか「あんなことをしたら彼が怒るのも無理はないだろう」などといった使い方をします。

次ページ:「むべなるかな」の英語表現

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