ミニマムとは? 意味と使い方・対義語をわかりやすく解説
「ミニマム」の類語と違い
「ミニマム」のようにサイズを表す類語はいくつかあり、「ミニマム」とどちらが良いのか考えてしまうことがありますよね。
そこで、「ミニマム」とどのように違うのかを踏まえて、類語の意味や使い方を解説していきます。
「ミニ」
「ミニ」は「小さい」「小型」といった意味があり、主に対象にした物よりも絶対的に小さいことを表す時に使う言葉。
また、「規模が小さいこと」を表す意味もあり、「ミニシアター」「ミニ国家」などと使われることがあります。
「ミニマム」と「ミニ」で異なる点は、どれくらい小さいのかという「基準」です。
「ミニ」は基準となるものよりも小さければOKですが、「ミニマム」は範囲内の中で最小でなければいけません。
そのため、「ミニ」よりも「ミニマム」の方が小さいことを表しています。使うシーンを間違えると誤解を招くため気をつけましょう。
例文
・ミニ丈のスカートが今のはやりだ
・使い勝手を高めるために、ミニポケットを取りつけよう
「リトル」
「リトル」は「ミニ」と同じように「小さい」という意味の言葉ですが、人や動物などを対象にして使われることが多いです。
さらに、「若い」「幼い」といった年齢的な小ささや「かわいらしい」という意味を表すこともあります。
「ミニマム」とは対象が違うため、人や動物に対してより豊かな表現をする際には「リトル」を使いましょう。
また、「リトル」は「リトルガール」「リトルリーグ」のように、「リトル○○」という形で使うのが一般的。
「○○はリトルだ」のような表現はあまりしないので、使い方には気をつけましょう。
例文
・リトルリーグであっても優勝できてうれしい
・私の娘はまさにリトルプリンセスだ
「スモール」
「スモール」は「小さいこと」を表しており、「ミニ」とほぼ同じ意味の言葉です。
ただし、「スモール」は「中くらいのものと比べて小さい」といったニュアンスがあるため、絶対的に小さい「ミニ」とは大きさの基準が異なります。
また、「ミニマム」とも基準や規模が異なり、「スモール」の方がサイズが大きいニュアンスになります。
どちらを使うかによって、相手が感じ取るイメージが変わってしまうので、言葉と大きさの関係をしっかり把握しておきましょう。
例文
・スモールサイズのドリンクをください
・スモールオフィスでも問題なく業務ができる
▶次のページでは、「ミニマム」を用いたさまざまな言葉をご紹介します。