【時候の挨拶】7月に使える挨拶言葉は? 書き方や文例を紹介
7月の「時候の挨拶」
7月の手紙に使える時候の挨拶を紹介します。
「〜の候(頃・季節)」の他に「〜のみぎり」という言葉もあります。「みぎり」とは、「時、折、時節」という意味です。
・「梅雨明けの頃」※地域や年により時期に差があります
・「小暑(しょうしょ)の頃」7月7日頃(〜21日頃)
・「暑中の候」7月中旬
・「大暑(たいしょ)の候(こう)」7月22日頃(〜8月6日)
・「猛暑の候」梅雨明け〜7月末頃
・「蝉時雨(せみしぐれ)の季節」7月全般
・「盛夏(せいか)の候」7月全般
上記の時期は、あくまで目安です。
日本には、春夏秋冬をそれぞれ6つに分けた「二十四節気(にじゅうしせっき)」というものがあります。
「小暑」は春から数えると、二十四節気の11番目。暑気の入り口にあたります。そして、12番目の「大暑」が訪れると、いよいよ夏本番です。
ただでさえ暑い季節ですから、せっかくなら夏ならではの涼や楽しみを感じてもらえるような文面を考えてみましょう。
例えば、夕涼みや花火、ビアガーデンにバーベキュー。さらには、山に海にとアウトドアを満喫できるのが7月。
炎天下での通勤や外出に気をつけながらも、ごほうびとなるようなイベントを楽しみに頑張れるのも、この時期ならではといえます。
また、自然に目を向ければ、ひまわりやスイレン、ユリ、ダリアなど、夏に咲く大輪の花たちが華やかで美しいもの。夏ならではのエネルギーを感じます。
例文
・小暑も過ぎ、暑さも本番を迎えましたが、○○さまはお元気でご活躍のことと存じます。
・緑陰(りょくいん)恋しい季節となりました。近頃はハンディ扇風機もいろいろ出回り、私も営業の必須アイテムとして持ち歩いております。
・暑さ厳しき折、商店街の店先ではミストが涼を醸し出しております。
・猛暑到来、冷たいビールがおいしい季節になりました。
・青い空に入道雲が湧き立っております。
・夏の日差しのもと、○○寺のスイレンが見頃となりました。