「メリバ」ってどんなジャンル? 意味や内容を解説
「メリバ」の類語
「メリバ」と一緒に覚えておきたい、物語の結末を表す類語を改めて紹介します。
誰かにすすめたり、見たい作品を選んだりする時に迷わないように、表現方法のジャンルを知っておくと便利かもしれません。
「ハッピーエンド」
幸せな結末を表す「ハッピーエンド」は、物語のまとまりが良く、清々しい気持ちで見終えられるのが魅力のジャンル。
分かりやすい結末となっているので、誰にとっても楽しめるでしょう。
ただ、お約束の展開だと結末が見えてしまい、反対につまらなくなってしまうことも。
定番と使い回しの線引きが難しい部分ではありますが、気持ち良く見終わりたいなら「ハッピーエンド」を選びましょう。
「バッドエンド」
「ハッピーエンド」とは反対に、悲しかったり事件が解決しなかったりする展開で終わる結末を「バッドエンド」と呼びます。
解決したと思ったら呪われて主人公が死んでしまったなど、ホラー映画などに見られることが多い結末です。
最悪の結末を描いているため、物語の後味は悪く、どんよりとした気持ちで終わってしまうことも。
見ている人は無意識に「ハッピーエンド」を期待しているため、予想外の結末を面白く感じる人もいます。
ただ、「バッドエンド」は結末が大きな魅力になっており、説明しすぎるとつまらなくなるので、人にすすめにくいかもしれません。
意味をきちんと理解して「メリバ」を楽しもう!
「メリバ」は賛否両論ある一方、救いのない結末でも幸せな部分を見つけ出せる魅力があるジャンルです。
先の読めない展開や結末はどれも面白く、物語の世界観に深くハマってしまうことも。
ただ、万人受けするジャンルではありません。結末の意味が分からずもやもやしたり、後味の悪さからつまらなく感じたりと、「メリバ」は合わないという人もたくさんいます。
また、「メリバ」は受け手によって印象が変わるため、自分にとってはハッピーエンドだと思っていても、すすめた相手にはバッドエンドに思われてしまうことも。
そのため、「メリバ」だと評価を受けている作品を誰かにおすすめする時には、相手の好みなどを聞いておき、楽しめるかどうかをしっかり考えてから行動に移しましょう。
「メリバ」が表す内容や意味をきちんと理解して、独特な物語の展開や結末を存分に楽しんでくださいね。
(kirara)
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※画像はイメージです
※この記事は2021年06月28日に公開されたものです