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人付き合いが苦手な人の特徴とは? 原因や克服方法も解説

正元香菜子

人付き合いが苦手な人あるある

人付き合いが苦手でも、私生活に支障をきたさないようにそれを何とか隠している人も多くいます。そのため、「人付き合いが苦手な人」だけが共感できるあるあるも!

ここでは、人付き合いの苦手な人がやりがちな行動やよくあるお悩みについて、アンケートへ寄せられた声を紹介します。

(1)うまく笑えない

人付き合いが苦手な人は、相手との距離感をつかめず、どのように自分を表現すれば良いか分からないと感じているようです。

そのため、あまり笑わないか、周りに合わせようと笑っていても苦笑いになってしまうことも。

ぎこちない表情になっている自覚もあるため、さらに人付き合いが苦手になる原因に。何とか笑顔をつくろうとして、疲れてしまうことも多いでしょう。

  • 「だるいので、表情が悪くなる」(31歳/男性/IT関連技術職)
  • 「愛想笑いがツラいですね」(36歳/男性/技能工・運輸・設備関連)
  • 「人見知りをする人は、笑顔がぎこちない気がする」(38歳/男性/専門サービス関連)

(2)何を話そうか考えているうちに会話が終わる

会話を続けるのが苦手で、相手とどのような話をすれば良いのかが分からないと悩んでいることもあるようです。

相手の興味のある話題が分からず、黙って考えているうちに会話が終わってしまう……なんてことも。

何か話さなければいけないというプレッシャーから、妙な話題を出してしまい、後々自己嫌悪に陥ってしまうこともしばしばあります。

  • 「宴会の時に話しかけてくれた人と話そうとしても、なかなかうまく話せず静かになることが多い」(37歳/男性/公共サービス関連)
  • 「話が続かないと感じるから」(22歳/女性/メカトロ関連技術職)
  • 「苦手な人とはうまく会話が続かず、間が持たない」(30歳/女性/事務・企画・経営関連)

(3)飲み会はできれば参加したくない

人付き合いが苦手な人は、賑やかな雰囲気の飲み会が苦手で、あまり参加しない傾向にあります。

お酒が入ると、いつもよりフランクな会話になったり、ノリで盛り上がったりすることが多いですが、そういった空気感に苦手意識を持っているのかもしれません。

こうした場で、人付き合いが苦手な人は疎外感を覚えてしまいがちです。付き合いでどうしても行かなければならない場合を除けば、飲み会への参加を極力避けることが多いです。

  • 「飲み会で話すことがない」(38歳/男性/IT関連技術職)
  • 「大人数の飲み会はホントに疲れる」(39歳/男性/クリエイティブ関連)
  • 「飲み会に誘われたらとにかくめんどくさい」(32歳/男性/官公庁)

(4)人と話すと疲れる

人付き合いが苦手な人は、ちょっとした雑談の時でさえ「こんなことを言ったら相手の気に障らないだろうか」と気にしたり、相手の言葉を深読みしたりしがち。

そのせいで、人と話した後にぐったり疲れているなんていうこともあるでしょう。

  • 「あまり親しくない人との長時間の会話は正直疲れる」(39歳/男性/クリエイティブ関連)
  • 「気を遣ってしまうので、一見楽しそうにしているが内心はめちゃめちゃしんどい」(39歳/女性/販売・サービス関連)
  • 「仲の良い子でも、長時間話すのは疲れてしまう。立ち話程度が良い」(31歳/女性/その他・専業主婦等)

人付き合いが苦手になる原因

では、なぜ人付き合いが苦手になるのでしょうか。原因として考えられることをいくつか紹介します。

(1)完璧主義

自分の定めるルールやこだわりがあり、全てにおいて完璧を求めていると、相手にも同じように完璧を求めてしまうことがあります。

それ故に相手の欠点ばかりが気になってしまい、自分の思った通りに行動してくれない人に対していらだちを覚えることも。

そんな性格が、人付き合いをストレスに感じてしまう原因かもしれません。

(2)自信がなくネガティブ思考

自信がないことで、起こる全てのことをマイナスな方向に考えてしまいます。

人と接した後に「今の言動で相手に不快に思われなかったか」「嫌われてはいないか」などが気になり、人と接することに疲れてしまう可能性も。

(3)他人からの評価を気にしすぎる

自信がないことに加えて、周りからの評価や視線を気にしすぎてしまうのも、人付き合いが苦手な人の特徴です。

ちょっとしたことでも、「相手を怒らせてしまったんじゃ……」と不安になり、人の顔色を伺ってしまいます。

相手からどう思われているかを心配するあまり、人付き合いをつらく感じ、疲れてしまうようです。

(4)自分の価値観を大切にしている

自分の中に揺るがない価値観があるせいで、人付き合いが億劫になる人や、リアルな相手とのコミュニケーションに苦手意識を感じる人もいます。

ささいなことなら問題ないですが、自身の価値観が世間の感覚と大きく違う場合、ストレスを感じて人付き合いが苦手になってしまうでしょう。

(5)そもそも1人が好き

人付き合いが苦手というよりも、1人の時間が楽しく、そちらを優先したいためにあえて人付き合いを避けている場合もいます。

このタイプの人は、仕事や恋愛など、人付き合いが必要な場面では卒なく行動できるため、あまり悩んでいないかもしれません。

▶次のページでは、人付き合いの苦手を克服する方法について解説します。

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