【難読】“れん”じゃないの? 「漣」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「漣」の読み方です。
人の名前で「漣(れん)」と読むのは見たことがあるのではないでしょうか。
しかし、“れん”以外の読み方があるのを知っていますか?
「漣」の読み方は?
さんずいが付いた漢字なので、水に関係している言葉だと想像はできますよね。しかし、“れん”以外の読み方はイメージができない人も多いのではないでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“さざなみ”とも読みます。
「漣」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「漣」の意味は以下のように解説されています。
さざ‐なみ【▽細波/▽小波/×漣】
《古くは「ささなみ」》1 細かに立つ波。さざれなみ。
2 心の小さな動揺。また、小さな争い・不和。「心に不安の―が広がる」「二国間に―が立ちはじめる」
滋賀県の琵琶湖西南沿岸一帯の古称。
「漣(れん)」という名前に使われる漢字には、波を想起させる爽やかなニュアンスが隠されていたのですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「漣」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。見たことがある漢字も、まだまだ知らない読み方や意味があるかもしれません。
見たことがある漢字も改めて調べてみると、知らなかった意味や成り立ちを知ることができますね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年02月24日に公開されたものです