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「漠然とした不安」の正体は? 原因と解消法

服部希美(心理カウンセラー)

漠然とした不安を抱えやすい人の特徴

実は、「漠然とした不安」を抱えやすい人には特徴があります。確認していきましょう。

(1)マイナス思考

物事の悪い面や、できなかったことばかりを見る癖がある人は「きっとこの先も悪いことが起きるだろう」と将来を悲観的に捉えがちです。

(2)理想が高い

完璧主義の人に多いのですが、理想の自分や生活のレベルが高ければ高いほど、今の自分に不満を感じやすくなります。

そして、「このままでいいのだろうか」「自分の生き方は間違っているのではないか」と不安を抱えてしまうのです。

(3)他人軸になっている

「私には自分を支えられるだけの力がない」と感じていると、「自分の幸せは自分と関わる相手や状況次第」という他人軸になってしまうため、過度に不安な気持ちになりやすいです。

(4)分からないことを放置しがち

私たちの心は「分からないこと」に対して不安を感じます。

よって、分からないことをそのまま放置する癖があると、過度に不安が膨らんでしまいつぶれてしまうことも……。

(5)想像力が豊か

想像力が豊かな人は、最悪な状況を想像することにも長けているため、「こんなことが起きたらどうしよう」とまだ見ぬ不安が膨らんでしまう傾向にあります。

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