【難読】“きょうしゃ”じゃない!? 「強者」のもう一つの読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「強者」の読み方です。
“きょうしゃ”以外の読み方なんてあるの? そんな葛藤をしたら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「強者」の読み方は?
「強」は強い、強弱と読むので、“つよ”、“きょう”と読む人が大半だと思います。「者」は作者、若者と読むので“しゃ”、“もの”と読むことが多いですよね。でもこの二つを合わせると、「きょうしゃ」以外の読み方があるのを知っていますか?
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“つわもの”とも読みます。
「強者」の意味と使い方
『漢字ペディア』によれば、「強者」の意味は以下のように解説されています。
つわ-もの【強者】
1 非常に強い兵士。勇士。
2 ある方面で非常にすぐれている人。猛者。「―ぞろいの柔道部」
「兵」とも書く。
文字通り、勇気のある強い人といった意味合いですね。「強者(きょうしゃ)」は、ほかに勝る力や権力を持つ強い者という意味なので、同じ漢字ですが微妙に意味が違います。
読み方は難しいのですが、スポーツニュースなどで「今大会は強者ぞろいで~」なんて、聞いたことはないでしょうか。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「強者」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。見慣れた漢字も、読み方によって微妙に意味が変わってくることがあるんですね。
よく目にする漢字の組み合わせも、読み方に注目してみると、実は知らなかった意味合いがあるかもしれません!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年02月11日に公開されたものです