【難読】“けつごおり”じゃない! 「欠氷」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「欠氷」の読み方です。
“けつごおり”? “けつひょう”? いやいや、なんのこと? そんな葛藤をしたら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「欠氷」の読み方は?
「欠」は欠席、補欠と読むので、“けつ”と読むのが大半ですよね。「氷」は、そのまま“こおり”か、氷河とも読むので“ひょう”と読むことが多いと思います。
でもこの2つを合わせると、“けつごおり”、“けつひょう”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“かきごおり”と読みます。
「欠氷」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「欠氷」の意味は以下のように解説されています。
かき‐ごおり〔‐ごほり〕【欠(き)氷】
1 氷を砕いたもの。ぶっかき。かちわり。2 氷を細かく削って、蜜 (みつ) ・シロップなどをかけたもの。こおりみず。
つまり、暑い夏に食べたくなる、あのかき氷のことですね。
よく「かき氷」という表記で見ますが、本来は「欠氷」と書くんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「欠氷」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。よく知っている言葉も、漢字での正しい表記って意外と知らなかったりしますよね。
知っているつもりの言葉も、改めて調べてみると新たな発見がありますね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年02月05日に公開されたものです