【難読】“じょうげ”じゃないの? 「上下」の別の読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「上下」の読み方です。
“じょうげ”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「上下」の読み方は?
「上下」という言葉は、“じょうげ”と読む人が圧倒的に多いですよね。しかし、それとは全く違う読み方があることを知っていますか?
気になる読み方ですが……。これ、実は“かるめる”とも読みます。
「上下」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「上下(かるめる)」の意味は以下のように解説されています。
かる‐める【▽上▽下/▽甲▽乙】
邦楽で、高い調子の「かる」と低い調子の「める」。かりめり。めりかり。
邦楽で、基本より上がる音を「かる」といい、下がる音を「めり」ということから、音の高低という意味合いで使うそうです。
馴染みがない言葉ですが、「上下」に“じょうげ”以外の読み方があったなんて驚きですよね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「上下」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段からよく見る組み合わせの漢字も、普段、私たちが接することが少ない分野では、特別な読み方があるんですね。
馴染みのある漢字にも、まだまだ知らない読み方があるかもしれないと思うと、言葉って奥が深くておもしろいですね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年01月31日に公開されたものです