イラっとする……。お節介な人の特徴5つ
よかれと思ってやってもらったことは分かっていても、「正直、お節介だな……」と感じてしまう時ってありますよね? 今回は、お節介認定されやすい人の特徴をライターの前田郁さんに解説してもらいます。
職場や、友達関係の中にどうもお節介な人はいませんか? 昔で言えば、近所の世話焼きおばさん的な存在です。困った時に助けてくれるので、ありがたい存在でもあるのですが、ちょっと迷惑に感じてしまう時も。今回は、そんなお節介な人について考えてみました。
(1)他人の仕事に介入してきがち
書類の整理をお願いした時、頼んでもいないのにデータを並び替えてくれたり、色分けしてくれたりする人。
いわゆる気が利く人なのですが、「実はそれ、管理番号で並べてるんだけどなぁ」なんて、親切が裏目に出てしまうことも。
非常に微妙なラインなので難しいのですが、仕事を頼まれた時は、どこまで自分が巻き取って良くて、どこからは触れてはいけないラインなのかの見極めが重要になってきそうです。
(2)空気が読めない
困っている人を見ると、相手が知らない人でも「どうしたの?」と声をかける人。
そのコミュニケーション能力の高さは見習いたいものですが、そこからセンシティブな話題を深堀りしてきたり、触れてはいけない質問をしてしまったりするのが玉にキズ。
お節介な人の中には正義感が強い人が多く、空気を読んでその話題には触れないでおく……といった対応が苦手な人も多いようです。
(3)自分の正義を押し付けてくる
分からないことを教えてくれるのはありがたいのですが、「もっとこうした方がいいよ」とか「こうするべきだよ」と自分の考えを押し付けてくる人がいます。
このタイプの人ほど、相手の考えを聞く前に自分の正義を長々と語ってしまう傾向があるのが事実。
自分の考えに自信があるのはいいことですが、ちょっと上から目線だったり、マウントを取ろうとしていたりするのを感じると、「この人、めんどくさい」と感じてしまいますよね。
(4)他人からの評価を求めている
「頼りにされたい」「仕事ができると思われたい」、など、他人からの評価や賞賛を求めて行動する人は、お節介認定されがちです。
他人から評価を得るためではなく、本当にその人のことを考えた上での行動や親切は、快く受け入れられやすいもの。
見返りを求めたしたたかな行動は、意外に周囲から見抜かれてしまうことも多いんです。
(5)寂しがり屋
あちこちの世話を焼いたり、他人の事情に首を突っ込んだりする人は、裏を返すと「話題の中心にいたい」という寂しがり屋であることも多いのです。
人懐っこく、話しやすいのがお節介な人の魅力ですが、「ありがた迷惑」と感じられてしまったら悲しいですよね。
いつも話題の中心でなくてもいいと自分を認めてあげることも大切ですよ。

親切心でやったことが、他人にとって迷惑だと思われている可能性があります。今回は10の質問から、あなたの「お節介度」を診断します。
その行動、本当に相手のためになっていますか?
お節介かそうでないかの大きな違いは、「見返りを求めた上で行動しているかどうか」です。
「お節介」と言われてしまう人は、何か行動をする前に、これは本当に相手のためになっているのかを考えてみるのがおすすめ。
ネガティブな意味で使われやすい「お節介」という言葉ですが、お節介な人がいるからこそ、組織が円滑に回ってる場合だってあるんです。あなたの行動を「お節介」という言葉で片付けられないためにも、本当に相手のためを思って行動することが大切ですよ。
(前田郁)
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※この記事は2021年01月24日に公開されたものです