【難読】“うらめん”は辞書にはない!? 「裏面」の読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「裏面」の読み方です。
「“うらめん”以外になんて読むの?」 と思った方、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「裏面」の読み方は?
「裏面」と書くと、“うらめん”と読む人が多いのではないでしょうか? でも、本来の読み方は違うんです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“りめん”と読みます。
「裏面」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「裏面」の意味は以下のように解説されています。
り‐めん【裏面/×裡面】
1 物の裏側の面。「―に住所氏名を記す」⇔表面。2 物事の外部に現れない部分。世間に知られていない部分。内幕。「政界の―に通じる」⇔表面。
文字通り、物の裏側、外部に出ていない部分という意味合いで使います。
“うらめん”と読みがちですが、実は“りめん”と読むのが正しい読み方なんですね。
ちなみに、「裏面」の対義語の「表面」も、“おもてめん”ではなく“ひょうめん”が本来の読み方です。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「裏面」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。耳馴染みのある言葉が、実は辞書にも掲載されてない、本当ではない、いわば「なんちゃって読み」だったなんてこと、あるかもしれませんよ。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年01月23日に公開されたものです