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【難読】“いそかす”じゃない! 「急かす」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「急かす」の読み方です。

“いそかす”? そんな言葉、聞いたことがないけれど、“そんな読み方をするのかな? いやいや、もしかしたら、“きゅうかす”なのかな、と悩んだら、答えをチェックしてくださいね。

「急かす」の読み方は?

急ぐ、急流などの言葉に使われる「急」という漢字。一般的には、“いそ”、“きゅう”という読み方を覚えている人がほとんどでしょう。

しかし、これに「がず」ではなく、「かす」の送り仮名をつけた途端、その読み方は難解に。きっと多くの人がなんと読めばいいのか戸惑うはずです。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“せかす”と読みます。

 

「急かす」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「急かす」の意味は以下のように解説されています。

せか・す【▽急かす】
[動サ五(四)]「急 (せ) かせる」に同じ。「そろそろ―・さないと遅れる」
[動サ下二]「せかせる」の文語形。

文字通り、急がせるといった意味合いで「急かす」という言葉を使います。

「先輩の催促に急かされて~」や「そんなに急かさないで!」など、普段からよく使う言葉ですよね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「急かす」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段、意識せず使っている言葉が、実は身近な漢字で表せることも多いのではないでしょうか。

漢字の意味からイメージしやすいものですから、こういう機会にちゃんと覚えておくと便利ですよね。

(ななしまもえ)

※この記事は2021年01月19日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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