【難読】“いそかす”じゃない! 「急かす」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「急かす」の読み方です。
“いそかす”? そんな言葉、聞いたことがないけれど、“そんな読み方をするのかな? いやいや、もしかしたら、“きゅうかす”なのかな、と悩んだら、答えをチェックしてくださいね。
「急かす」の読み方は?
急ぐ、急流などの言葉に使われる「急」という漢字。一般的には、“いそ”、“きゅう”という読み方を覚えている人がほとんどでしょう。
しかし、これに「がず」ではなく、「かす」の送り仮名をつけた途端、その読み方は難解に。きっと多くの人がなんと読めばいいのか戸惑うはずです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“せかす”と読みます。
「急かす」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「急かす」の意味は以下のように解説されています。
せか・す【▽急かす】
[動サ五(四)]「急 (せ) かせる」に同じ。「そろそろ―・さないと遅れる」
[動サ下二]「せかせる」の文語形。
文字通り、急がせるといった意味合いで「急かす」という言葉を使います。
「先輩の催促に急かされて~」や「そんなに急かさないで!」など、普段からよく使う言葉ですよね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「急かす」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段、意識せず使っている言葉が、実は身近な漢字で表せることも多いのではないでしょうか。
漢字の意味からイメージしやすいものですから、こういう機会にちゃんと覚えておくと便利ですよね。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年01月19日に公開されたものです