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【難読】“わかしも”じゃない! 「若しも」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「若しも」の読み方です。

“わかしも”? “じゃくしも”? そんな言葉、聞いたことないけどと、葛藤をしたら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「若しも」の読み方は?

若者、若年などの言葉に使われる「若」という漢字。一般的には、“わか”、“じゃく”という読み方を覚えている人がほとんどだと思います。

しかし、これに「しも」の送り仮名をつけた途端、その読み方は難解に。きっと多くの人がなんと読めばいいのか戸惑うはずです。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“もしも”と読みます。

「若しも」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「若しも」の意味は以下のように解説されています。

もし‐も【▽若しも】
[副]「もし」を強めた語。「若しも負けたらどうしよう」「若しものとき」

読み方のイメージ通り、まだ現実になっていないことを仮に想定する、もしもという意味合いで使います。

言葉としては馴染みがありますが、漢字だとこのように表記するんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「若しも」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。耳馴染みのある言葉も、漢字にすると、想像もしない漢字で表現されることもあるんですね。

漢字をイメージできない言葉は、調べてみると意外な漢字があてられていることを知ることができそうですね!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年01月15日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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